
Xiaomiのサブブランド POCOは4月26日、新型ゲーミングスマホ「POCO F4 GT」をグローバルで正式発表しました。
なお、同端末を今年2月に中国市場にて発表された「Redmi K50 Gaming」のリブランドモデルであり、グローバル版に相当します。
目次
POCO F4 GT:スペック
Snapdragon 8 Gen 1を搭載

デュアル冷却システム

主な熱源となるSoCと充電用ICチップを左右に分けて配置し、端末の発熱を分散させます。
そして、SoCと充電用ICチップにそれぞれVC液冷を搭載します。そのVC液冷の合計冷却面積は4,860㎟にも及びます。
同社によると、王者栄耀を30分間プレイした際の平均FPSは119.88FPSで端末の温度は44℃未満。
原神では平均FPSが57.2FPSで端末の温度は45℃未満に抑えることができたとしています。
120W急速充電

120Wで充電した場合、約17分で満充電することが可能です。
また、先述したようにPOCO F4 GTは、SoCと充電用ICチップが分離して配置されています。
そのため、冷却を効率的に行うことができ、ゲームをしながらの充電で真価を発揮します。
通常のスマートフォンの場合、SoCの発熱および充電の発熱によりパフォーマンスの低下、または充電速度が低下、あるいはその両方が発生します。
しかし、POCO F4 GTでは重いゲームをプレイしながらも充電でも約27分で100%まで充電することが可能です。
また、同端末には120W電源アダプターとUSB Type-Cケーブル(L字型)が付属します。
これは、ゲームプレイや動画視聴時など筐体を横持ちしている際にケーブルが邪魔にならないようにとのこと。
6.67インチ120Hz駆動

ゲームに最適なフラットディスプレイが採用されており、ディスプレイ評価機関 DisplayMateからは最高評価のA+を獲得しています。
必要十分なカメラ性能

ゲーミングスマホであるため、その他のSnapdragon 8 Gen 1搭載のフラグシップ機と比較すると弱めのカメラ構成となっています。また、OIS(光学式手ブレ補正)も非搭載です。
昇降式物理ボタンを搭載


ゲームプレイ時は側面2つの物理ボタンをR/Lボタンのように使用できる他、普段使いに際しては収納することもできます。
クアッドスピーカーを搭載

また、一般的なスマートフォンとは異なり、横持ちした際にスピーカーが塞がれないように、配置されているのが特徴です。一方、イヤホン端子は非搭載となっています。
そして、ゲームプレイの臨場感を高めるために、Androidスマートフォンとして最大のX軸モーター CyberEngineを搭載します。
他製品よりも大きなモーターを搭載することで、ゲーム体験を高めるとしています。
OSはAndroid 12(MIUI 13 for POCO)をプリインストール。
筐体サイズは、162.5×76.7× 8.5 mm。重さは210g。生体認証は顔認証と指紋認証(側面)に対応。
カラーは、ブラック、シルバー、イエローが用意されています。
POCO F4 GT:価格

- 8GB+128GB:599ユーロ(約81,000円)
- 12GB+256GB:699ユーロ(約95,000円)
円安が憎いですが、セール中は下記の価格で購入することができます。(※商品ページの価格はセール開始後に改定されます。)
- 8GB+128GB:479ドル(約61,000円)
- 12GB+256GB:579ドル(約74,000円)
POCO F4 GT:対応バンド
- 5G::n1 / 3 / 5 / 7 / 8 / 20 / 28 / 38 / 40 / 41 / 77 / 78
- 4G::LTE FDD: Band 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 17 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28
- 4G::LTE TDD: Band 38 / 40 / 41