Xiaomiは3月30日、2021年新製品発表会を開催し、同社初となる折りたたみスマートフォン「Mi MIX Fold」を正式発表しました。
Mi MIX Foldは、開いた状態で8.01インチ、閉じた状態で外側に6.52インチの有機ELディスプレイを搭載する折りたたみスマートフォン。
解像度はメインディスプレイが2K(2480×1860)、サブディスプレイが2520×840。また、どちらの画面も HDR10+とDolby Visionに対応しています。
リフレッシュレートは、サブディスプレイのみが90Hzでメインディスプレイは標準の60Hzに留まっています。
ディスプレイを開いた状態では「iPad mini」よりも筐体が小さいにも関わらず、ベゼルを削ることで「iPad mini」よりも大きな8.01インチを実現。
閉じた状態では、「iPhone 12」よりも横幅の小さな細長ディスプレイとなりますが、「iPhone 12」よりも大きな6.52インチになることがアピールされていました。
それぞれアスペクト比は、メインディスプレイが4:3、サブディスプレイが27:9
複数のアプリやコンテンツをマルチウィンドウ表示したり、PCのようなインターフェイスで操作することができます。
ハーマンカードン監修は「Mi 11」や「Mi 11 Pro」などでも採用されていますが、それらがデュアルスピーカーだったのに対し「Mi MIX Fold」ではスマートフォンとして初となるクアッドスピーカーを搭載しています。
また、「バタフライクーリング技術」と呼ばれる放熱機構を備え、ゲームにも適していることがアピールされていました。
液体レンズは、流動性のある液体をフィルムで包み込むことで、人間の目の結晶体に近いレンズを目指して作られたもの。これまでの光学ガラスではなく液体をレンズに使用することで、モーターを介して液体形状を変えることが可能となり、焦点距離、フォーカス、被写界深度の変更を迅速かつ柔軟に行うことができます。
Mi MIX Foldでは、この液体レンズを搭載することで、一つのレンズで望遠とマクロの機能を兼ねています。
望遠では最大30倍ズーム、マクロでは3cmのマクロ撮影が可能。
単体のチップとカメラアルゴリズムによって、従来より正確なAF(オートフォーカス)、AW(オートホワイトバランス)、AE(オート露出)を実現するとしています。
12GB+256GB: 9,999元(約168,000円)
12GB+512GB:10,999元(約185,000円)
16GB+512GB(セラミック限定版):12,999元(約218,000円)
中国版での対応バンドは以下の通り。
FDD-LTE B1 / B2 / B3 / B4 / B5 / B7 / B8 / B12 / B17 / B18 / B19 / B20 / B26 / B28A
TDD-LTE B34 / B38 / B39 / B40 / B41 / B42