vivoは、同社初となるタブレット「vivo Pad」を中国市場にて正式発表しました。
目次
vivoPadのスペック
Snapdragon 870を搭載
vivo Padは、準ハイエンドSoCの「Snapdragon 870」を採用し、メモリは8GB(LPDDR4X)、ストレージは128GB/256GB(UFS3.1)を備えます。一方、microSDカードには非対応。Snapdragon 870は、Snapdragon 865 Plusをベースにして、CPUの動作クロックを最大2.84GHzから最大3.1GHzへと引き上げることで10%の性能向上を実現したSoCです。
最近タブレットを発売するメーカーが増えつつありますが、「Xiaomi Pad Pro」や「OPPO Pad」、「Lenovo Legion Y700」でも同様にSnapdragon 870が搭載されています。
11インチ 120Hz駆動のディスプレイ
vivo Padは、11インチの液晶ディスプレイを搭載。解像度はWQHD+(2560×1600)、リフレッシュレートは120Hzに対応します。その他、 HDR10や10億色の表示にも対応。ディスプレイのスペックは、サイズ・解像度・リフレッシュレートの全てで「Xiaomi Pad Pro」や「OPPO Pad」と同じ仕様となっています。
13MP+8MPの2眼構成
リアカメラは、1300万画素 メインと800万画素 超広角のデュアルカメラを搭載、インカメラは800万画素を搭載します。8040mAh+44W充電
バッテリーは8040mAhを搭載し、44Wの急速充電に対応。同社によると、15分の充電で約2.5時間の使用ができるとのことです。また、vivo Padからスマートフォンへケーブル経由で電力を供給することもできます。
OriginOS HDを搭載
vivoは、スマートフォン向けにOriginOSを展開していますが、タブレット向けOSとして「OriginOS HD」を発表し、vivo Padにプリインストールされます。他社のタブレット向けOSと同様に大画面ディスプレイへの最適化、マルチタスクやスマートフォンとの連携が可能となっています。
スマートフォンに保存されている画像をワンタッチでタブレットへ転送したり、スマートフォンの画面をタブレットにミラーリングしたり、タブレットでの通話も可能です。
スタイラスペンに対応
4096段階の感度で筆圧の強さと傾き具合によって書き心地が変化します。また、ペンには物理ボタンが搭載されており、消しゴムや色の切り替えに割り振ることができます。
スタイラスペンは、vivo Padの側面に磁力でくっつけての充電に対応しています。
別売りで価格は349元(約6,900円)です。
タブレット向けのキーボードとしては、珍しくMacBookようなトラックパッドが搭載されており、1本の指、2本の指、さらには3本の指での操作を認識し、ディスプレイに触ること無く操作が可能です。
その他、独立したESCキーやショートカットキーが搭載されています。
別売りで価格は599元(約11,800円)です。
USB 3.1を搭載
外付けSSDやミラーレスカメラ等に接続し、最大5Gbpsでデータ転送を行うことができます。
また、モニター等に最大4K/60Hzで画面出力をすることもできます。
クアッドスピーカーを搭載
なお、vivo Paadは、Wi-Fiネットワークのみの対応するタブレットであり、SIMを挿入しての通信には対応していません。
vivo Padの価格
価格は下記のとおりです。
- 8GB+128GB:2,499元(約50,000円)
- 8GB+256GB:2,899元(約57,000円)