今回はSIM太郎にて初の紹介となる、中国メーカー「vivo」の端末になります。日本での知名度は高くないですが、Apple、Samsung、Xiaomi、OPPOに次ぐ世界第5位のシェアを誇るビックメーカーです。
そんなvivoが発売したのは、スマホ裏面にもディスプレイを搭載したディアルディスプレイスマホ「vivo NEX Dual Display」です。
目次
vivo NEX Dual Display を3行でまとめると、、、
- 両面にディスプレイを搭載!しかも、どっちも有機EL
- Snapdragon 845 に10GB/RAMのハイスペック
- ディスプレイ指紋認証と顔認証に対応
vivo NEX Dual Display のファーストインプレッション
vivo NEX Dual Display の基本情報:スペック
価格 | 900$(約100,500円) |
OS | Android 9.0 |
SoC | Snapdragon 845 |
RAM | 10GB |
ROM | 128GB |
Antutuスコア | 245000 |
ディスプレイ | 前面:6.39型/有機EL 背面:5.49型/有機EL |
カメラ | アウト:12MP+2MP+TOF イン:なし |
バッテリー | 3500mAh |
カラー | ブルー/レッド |
重量 | 199g |
対応バンド | 2G GSM:850/900/1800/1900MHz 3G CDMA:BC0/BC1/BC10 3G TD-SCDMA:B34/B39 3G WCDMA:B1/B2/B4/B5/B8/B19 4G FDD-LTE:B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8 B12/B17/B18/B19/B20/B25/B26 4G TDD-LTE: B34/B38/B39/B40/B41 |
vivo NEX Dual Display の付属品
- イヤホン
- 充電器
- type-C USBケーブル
- SIMピン
- ユーザーマニュアル
vivo NEX Dual Display の性能
ディアルディスプレイを搭載
vivo NEX Dual Display の最大の特徴がディスプレイが2つあること。前面は6.39インチ、背面は5.49インチでどちらも有機ELを採用しています。 背面にディスプレイを搭載することで、インカメラが不要になり前面はノッチがなく、ベゼルも薄い真のベゼルレスデザインを実現しています。
どんなにベゼルを薄くしてもインカメラがあれば、ベゼルが多少なりともあるので、vivo NEX Dual Display には及びません。 vivo NEX Dual Display は背面にもディスプレイが搭載されているので、上記の写真のように入力系統を増やすことができます。
ノッチレスディスプレイで、画面の描画が欠ける事もなく、背面ディスプレイで入力系統が増やせるのでゲーミングスマホとしても注目です。
ハイエンドSoCと超大容量メモリを搭載
vivo NEX Dual Display はQualcomm社の最上位グレードである800番台のSnapdragon 845を搭載。そして、メインメモリは驚きの10GB。6GBの容量でもゲーミングスマホとして販売されている端末もあり、10GBをどう使って良いか分からないほどの大容量です。
スペックとしてハイエンドの部類に入り、普段使いはもちろん、PUBGなどの重量級の3Dゲームでも快適にプレイすることができます。
12MP+2MP+TOFのトリプルカメラ
vivo NEX Dual Display は、インカメラがなくアウトカメラのみです。構成としては、メインカメラが1200万画素(f/1.79)のIMX366を搭載。サブカメラが200万画素(f/1.8)のスーパーナイトビジョンカメラを搭載。そして、手振れ補正搭載。TOFカメラにより、3次元情報を取得できディアルレンズのスマホ以上に高精細な撮影を可能にしています。 背面にもディスプレイがある特徴により、被写体は自分の映像を確認しながら撮影することが可能です。自撮りでも同様に自分の映像を確認しながら撮影することが可能です。
ディスプレイ指紋認証と顔認証に対応
vivo NEX Dual Display はディスプレイ上に表示される指紋認証センサーでのロック解除に対応しています。また、TOFカメラによる顔認証にも対応しています。2019年に発売される端末はディスプレイ指紋認証を搭載している端末が増えつつあり、トレンドとなりそうな予兆です。
まとめ:vivo NEX Dual Display は買いか否か
一概に、買いとは言い切れなそうです、、、。スペックやディアルディスプレイは素晴らしいのですが、バッテリー容量が3,500mAhと決して少なくはないのですが、画面が2つと考えると消費電力が当然増えるで心配ですし、端末を落とした際の耐久性も心配です。やはり、人と変わった端末が欲しいという方は良いですが、一般の方は見送っても良いかも知れません。