中国メーカーUlefoneは4月にトリプルカメラを搭載した3Gスマートフォン「Ulefone Note 7」を発売しました。
トリプルカメラと言えど画素数は低くLTEにも非対応にスマホですが、発売価格が45$〜(約5,000)と非常に安く、サブ機としての可能性もあるため紹介していきます。
目次
Ulefone Note 7を3行でまとめると、、、
- 5,000の超格安スマホ
- トリプルカメラ搭載だけど画素数が低い
- 3G対応のみでLTEに非対応
Ulefone Note 7のファーストインプレッション
Ulefone Note 7の基本情報:スペック
価格 | 45$〜(約5,000円) |
OS | Android 8.1 Oreo (Go Edition) |
SoC | MediaTek MT6580A 1.3GHz クアッドコア |
RAM | 1GB |
ROM | 16GB(microSD対応upto128GB) |
Antutuスコア | 21700 |
ディスプレイ | 6.1インチ 1280×600 19.2:9 |
カメラ | アウト:8MP+2MP+2MP F/1.8 イン:5MP |
バッテリー | 3500mAh |
カラー | パープル/ブラック/ゴールド |
重量 | 177.5g |
対応バンド | 3G GSM 1900/1800/850/900 3G WCDMA 2100/1900/850/900 |
Ulefone Note 7の付属品
- 充電器
- MicroUSBケーブル
- 保護フィルム
- 取り扱い説明書
- 保証書
Ulefone Note 7のデザイン
Ulefone Note 7は水滴型ノッチを採用し、ベゼルを薄くしたディスプレイを搭載背面にはトリプルカメラとライトのみを配置。生体認証は顔認証のみで指紋認証に対応していないのです指紋認証ユニットはありません。
充電ポートはMicroUSBケーブルで、イヤホンジャックは搭載
Ulefone Note 7の性能
6.1インチ 画面占有率92.9%のディスプレイ
Ulefone Note 7は6.1のディスプレイを搭載水滴型ノッチを採用したことにより画面占有率は92.9%を記録、また19.2:9の縦長比の設計により横幅は73.7mmと6インチ超えながらも持ち心地を損なわないクオリティの高い設計となっています。
ただ、解像度が1280×600と低く、今までFHD+のスマートフォンを使っていた方は荒さを感じるかもしれません。
スペックはかなり低い
Ulefone Note 7はプロセッサーにMT6580、メインメモリは1GBとかなり控えめなスペックだと言えます。スペックの高さを測定するAntutuベンチマークでは21,700点とかなり低いです。
複数のアプリを同時に立ち上げると処理落ちの可能性が高く、ゲームを快適にプレイするのは難しいでしょう。
トリプルカメラ搭載
5,000円なのにトリプルカメラ搭載!?と思うかもしれませんが画素数を確認してみましょう。カメラ構成は800万画素+200万画素+200万画素のトリプルレンズ構成で、画素数は低いです。このレベルの画素数のトリプルカメラなら画素数の高いディアルレンズのスマホにすらカメラ性能は劣るでしょう。
トリプルカメラ搭載と聞くと、カメラ性能が優れているような印象ですが、Ulefone Note 7のカメラ性能は決して高くないです。 インカメラは500万画素のカメラを搭載
一般的なエントリークラスの画素数であり、「一応、インカメラが付いている、、、」という認識の方が良さそうでしょう。
3500mAhのバッテリーを搭載
バッテリー容量は3500mAhを備えています。プロセッサーやメインメモリの控えめな性能を考慮すると消費電力も少ないので、バッテリーの持ち具合は高そうです。
顔認証にのみ対応
Ulefone Note 7は顔認証にのみ対応しており、指紋認証には対応していません。暗所やマスクをしていて顔認証ができない場合は、パスコードでロックを解除する必要があります。
まとめ:Ulefone Note 7は買いか否か
ズバリ、買いではありません。5,000円という価格でトリプルカメラを搭載した点は面白いですが、お飾りのような画素数であったり3G対応のみでLTEに対応してなかったりと日本で使用するには不便な点があります。
総合的に判断しても1万円を切るスマホなら「DOOGEE Y8」を検討するのが良いでしょう。