シャープ、「AQUOS sense6」を発表！シリーズ初のIGZO OLEDディスプレイを搭載

シャープが「9月28日（火）10時」に「スマートフォンAQUOS公式サイト」、YouTube上の「SHARP AQUOS Mobileチャンネル」にて新製品発表会を開催し、5G対応のスタンダードモデル「AQUOS sense6」を発表しました。

AQUOS senseシリーズの5G対応は前モデル「AQUOS sense5G」で実現していましたが、今回の「AQUOS sense6」では「5G」の名前が外れて、もはや「5G対応」がスタンダードの対応範囲になったと言えるでしょう。
「AQUOS sense」シリーズのコンセプトが「必要十分」な性能の実現であり、性能・価格上の位置付けも手ごろ感のあるミドルレンジ・スタンダードモデルであることからも「AQUOS sense6」が5Gを当たり前に利用することを目指して開発されたモデルと言えます。

コンテンツのリッチ化や5G対応などへの対応から他メーカーでもスマートフォンのサイズアップ傾向が進んでいますが、「AQUOS sense6」ではディスプレイを「6.1インチ」と小さすぎず大きすぎないサイズ感に収めるとともに5G対応機種でありながら、前モデル「AQUOS sense5G」の8.9mm厚から7.9mm厚と約11%の薄型化を実現しています。

SoCは前モデルと同様に「Snapdragon 690 5G」を採用し、メモリとストレージ容量はメモリ4GB、ストレージ64GBモデルとメモリ6GB、ストレージ128GBの2モデル構成とし、日常使いとしては「必要十分」な性能を確保しています。

バッテリー容量も薄型化を実現しているにもかかわらず、前モデルと同じ「4,570ｍAh」を確保し、「1週間の電池持ち」を実現しているとのことです。
電池持ちがいいだけでなく、バッテリーを劣化を抑えた充電コントロール機能「インテリジェントチャージ機能」により3年間利用してもバッテリー容量は新品時の90%を維持できるようになっており、長期間愛用できる機種に仕上がっているとのことです。

またフラグシップモデル「AQUOS R6」で培った経験も一部取り込んでおり、「AQUOS sense」シリーズとしては初の「IGZO OLEDディスプレイ」を採用し、明るいシーンは鮮やかに、暗いシーンでは黒を引き締めたシャープな映像を楽しむとともにタッチレスポンスも120Hzのタッチサンプリングレートに対応し、ストレスのないスムーズな操作が行えるようになっているようです。

カメラ機能は4800万画素の広角カメラと800万画素の望遠カメラ・超広角カメラのトリプルカメラ構成で 前モデル「AQUOS sense5G」よりしっかり性能向上を図っています。
フラグシップモデルの「AQUOS R6」の「1インチセンサー」のように飛び抜けた性能ではないものの、「AQUOS R6」で培ったカメラ画質技術をベースに開発した新しい画質エンジン「ProPix3」を採用することで画素数以上の画質性能が期待できるでしょう。

国内メーカーならではの防水防塵機能やおサイフケータイにもしっかり実現し、前モデル「AQUOS sense5G」から全体的に性能の底上を実現しながら、重さは156gと、前モデルから20g以上の軽量化もあわせて実現しているスタンダードモデルとしてはかなり魅力的なモデルに仕上がっていそうです。

取り扱い事業者は現在のところ、docomoとauが発表されていますが、他の「AQUOS sense」シリーズと同様にSIMフリーモデルの発表にも期待が持てるでしょう。
発売は2021年秋以降ということで遠からず詳細な発売日がdocomo・auから発表されるでしょう。
参考までに前モデル「AQUOS sense5G」との比較表も載せておきますので購入の参考材料としてください。