Samsungは新製品発表イベント「Galaxy “Awesome” Unpacked」を3月17日にオンラインで開催し、ミドルレンジクラスの「Galaxy A」シリーズの3機種を発表しました。
既に詳細スペックのリーク情報も出ていた「Galaxy A52」はニーズに応じて4G版と5G版を選択できるよう同一型番のモデルを4Gモデルと5Gモデルの2機種の発表となっています。
今回はグローバルでの発表のため、まだ日本国内で発売されるかどうかは不明ですが、通信速度の速い5Gをどんどん使っていきたい方は5Gモデルを、5Gはエリアがまだ狭いし、そこまでの超高速通信は必要としていない方であれば4Gモデルを選択することで無駄のない住み分けができるというのは興味深いアイディアかもしれませんね。
型番が同じということもあり、本体サイズ、基本となるスペックはほとんど同一となる「Galaxy A52」ですが、ディスプレイは6.5インチの「Super AMOLED Infinity-O ディスプレイ」を採用しています。
ただ、リフレッシュレートには少し差異があり、4G版は90Hzで5G版はより高精度の120Hzのリフレッシュレートに対応しています。
このモデルの肝となるカメラ機能は6400万画素のメインカメラを筆頭に超広角、マクロ、深度センサーを組み合わせたクアッドカメラ構成となっていて、4Kビデオを含めた様々な写真・映像撮影を行えるようになっています。
メインカメラにはOIS(Optical Image Stabilisation)を搭載しており、暗い場所でもしっかり光を取り込み美しい写真を残せるようになっています。
ミドルレンジクラスの「Galaxy A」シリーズながら防水防塵への対応は、商品紹介のトップページで水に強いことをアピール写真を使用するほどしっかり対応を行っており、「IP67」相当の防水防塵レベルを実現しているのは日本ユーザーとしては歓迎したい部分と言えるでしょう。
バッテリー容量は2日間利用することも可能なレベルの4500mAhと大容量バッテリーを搭載しています。
さらに最大25Wの超高速充電にも対応しているため、回復も素早く行えることで常にフルパワーでスマートフォンを利用することができるでしょう。
既にエントリーモデルの「Galaxy A32」が国内ではauから取り扱い対象となっていることもあり、その上位モデルとなる「Galaxy A52」を国内で販売しない理由はほとんどないように感じますが、果たしてどの事業者からの登場となるのか要注目と言えるでしょう。
なお、発表された詳細スペックは以下の通りとなっています。
価格 | (4G版)350ユーロ(約45,500円)~ (5G版)430ユーロ(約55,800円)~ |
OS | Android11 |
発売日 | 2021年3月末頃 |
サイズ | 縦:159.9mm 横:75.1mm 厚さ:8.4mm |
重さ | 189g |
ディスプレイ | 6.5インチSuperAMOLED 2400×1080ピクセル(407ppi) (4G版)リフレッシュレート90Hzに対応 (5G版)リフレッシュレート120Hzに対応 |
メインカメラ | クアッドカメラ 6400万画素(広角・F1.8) 1200万画素(超広角・F2.2) 500万画素(マクロ・F2.4) 200万画素(深度測位・F2.4) |
フロントカメラ | シングルカメラ 3200万画素(F2.2) |
SoC | (4G版)Snapdragon 732G (5G版)Snapdragon 750G |
メモリ | (4G版)4GB・6GB・8GB (5G版)6GB・8GB |
ストレージ | 128GB・256GB |
外部ストレージ | microSDカード(1TBまで対応) |
バッテリー | 4500mAh 最大25Wの超高速充電に対応 |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.0 |
生体認証 | ディスプレイ内指紋認証 |
防水防塵 | IP67(防塵・防水) |
接続端子 | USB type-C(USB2.0) |
カラーバリエーション | Awesome Blue Awesome White Awesome Violet Awesome Black |