Samsungのミドルエンドクラス「Galaxy」である「Galaxy A」シリーズの中でロークラスと見られるモデルナンバーの新モデル「Galaxy A13 5G」がアメリカで発表されました。
日本での取り扱いは不明ですが、発表のあったアメリカでは「AT&T」から12月3日に発売されるようです。
先代モデル「Galaxy A12」が4Gモデルだったところを、今回のモデルでは5G対応にグレードアップを見せています。
(Galaxy A12はクアッドカメラだったため、トリプルカメラになっているあたりはグレードダウンかもしれませんが)
日本国内モデルでも5Gに対応した格安モデルが増えつつありますが、アメリカでも流れは同じなのか、5Gに対応しながら約250ドル(約28,000円)のリーズナブルなモデルとして発売されるようです。
日本国内での取り扱いは現時点ではなにも発表されていないため、不明ですが「12月2日」にdocomoから発売されたばかりの「Galaxy A22 5G」の販売価格が「22,000円」ということを考えると「Galaxy A22 5G」より下位のモデルナンバーで価格は「Galaxy A13 5G」の方が高いとなるとモデル間のバランスが悪くなってしまうため、日本国内で販売される可能性は低いかもしれません。
スペック面を見てみると、SoCはMediaTekの「Dimensity 700」を採用し、メモリは4GB、ストレージは64GBで外部ストレージで1TBまで拡張可能と「Galaxy A13 5G」と「Galaxy A22 5G」の基本スペックは同一となっています。
価格差にもつながる差異を見てみると、ディスプレイサイズが「6.5インチ」となっていること、カメラが「トリプルカメラ」になっている点が挙げられます。
「Galaxy A22 5G」は解像度は同じ「HD+」となっていますが、「5.8インチ」となっていること、カメラが「シングルカメラ」になっているあたりに「Galaxy A13 5G」の方が高くなっている要因の1つと言えそうです。
「Galaxy A22 5G」の価格に魅力を感じながらも「シングルカメラ」であることが購入に踏み切れない原因になっている方であれば、SoCなどの基本スペックは同一で約6,000円アップでトリプルカメラになる「Galaxy A13 5G」の方が魅力的に感じるでしょう。
可能性は低いと思われますが、日本国内向けのモデル構成を考える際に、価格帯とカメラ数のモデル配置をどう考えるかによっては「Galaxy A13 5G」にも国内向けに販売する意味はあるかもしれません。
キャリアからではなく、SIMフリー扱いでの投入がいいかもしれませんね。
価格 | 約250ドル(約28,000円) |
OS | Android11 |
サイズ | 縦:164..5mm 横:76.5mm 厚さ:8.8mm |
重さ | 195g |
ディスプレイ | 6.5インチ 1600×720ピクセル(HD+) |
メインカメラ | トリプルカメラ 5000万画素(メイン) 200 万画素(マクロ) 200 万画素(深度測位) |
フロントカメラ | シングルカメラ 500万画素 |
CPU | MediaTek Dimensity 700 |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB |
外部ストレージ | microSDXCカード(最大1TB) |
バッテリー | 5,000mAh |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.0 |
生体認証 | 指紋認証 |
接続端子 | USB type-C |
カラーバリエーション | ブラック |