realmeは9月22日、GTシリーズより最新モデル「realme GT Neo2」を正式発表しました。
同社はこれまでの人気モデルだったXシリーズを廃止し、GTシリーズが取って代わるラインナップとなることをアナウンスしており、今年3月に発表されたばかりの「realme GT Neo」の後継機となる「realme GT Neo2」を前モデルの発売から約半年後に早速発表する運びとなりました。
realme GT Neo2 | realme GT Neo | |
SoC | Snapdragon 870 | Dimensity 1200 |
ディスプレイ | 6.62インチ | 6.43インチ |
タッチサンプリングレート | 600Hz | 360Hz |
バッテリー容量 | 5,000mAh | 4,500mAh |
急速充電 | 65W | 50W |
イヤホンジャック | なし | あり |
重量 | 200g | 179g |
価格(例:6GB+128GB) | 2,399元(41,000円) | 1,799元(約31,000円) |
同社副社長のXu Qi Chase氏は、2021年のスマートフォンにおける処理性能の最大のボトルネックは放熱性と安定性であることを述べています。
「Snapdragon 888+」や「Snapdragon 888」は、「Snapdragon 870」と比較して発熱やバッテリー消費が大きくなるにも関わらず、そのデメリットに見合うほど「Snapdragon 870」との性能差はないと指摘。そのため、realme GT Neo 2は「Snapdragon 870」の搭載を選択したとしています。
また、realme GT Neo2はハイエンドスマートフォンの課題である発熱とバッテリー消費を抑えるための後述する改善を図ったとのことです。
realme GT Neo2はスマートフォンとして初めて冷却システムにダイヤモンド素材を採用しています。
通常の冷却システムに採用される銀の約5倍となる熱伝導率を実現。通常の冷却システム採用のSnapdragon 870を搭載するスマートフォンと比較して、長時間でも安定した冷却が可能とのこと。
上記、グラフは長時間のゲームプレイにおけるfpsの変化を示したもの。
全体では、8層の冷却機構となり、その総冷却面積は17,932㎟
同社は、「realme GT Neo2」をrealme史上最強の冷却システムを搭載するスマートフォンであると自信を持って発表会にて語っていました。
そして、バッテリー持ちを高めるために前モデルからバッテリー容量を5,000mAhに増量。また、充電速度も向上し、65Wの急速充電に対応します。約36分で100%まで充電できるとのこと。
バッテリー消費を抑えるために、ディスプレイのリフレッシュレートは、30/60/90/120Hzの可変式となっています。
ソフトウェア面では同社の提供するゲーミングモード「GTモード」を「GTモード 2.0」にバージョンアップ。
また、同社のカスタムスキンrealme UIの最新バージョン「realme UI 3.0」を10月に発表予定であることをアナウンスしています。
カラーは、グローン、ブルー(グラデーション)、ブラックの3色を用意
価格は下記の通りです。
- 6GB+128GB:2,399元(約41,000円)
- 8GB+128GB:2,499元(約42,000円)
- 8GB+256GB:2,699元(約46,000円)
- 12GB+256GB:2,999元(約51,000円)