日本国内でもSIMフリー向けなどに展開しているRenoシリーズのOppoがRenoシリーズの次期モデル「Reno 5」と「Reno 5 Pro」を12月12日に発表していましたが、さらにフラグシップモデルとなる「Reno 5 Pro+」を12月24日に発表しました。
日本国内では5G向けに「Reno 3」を、4G向けに「Reno3 A」を展開していますが、グローバルでは5G向けに「Reno 4」が2020年夏に発売されており、今回はその後継機となる5G対応の「Reno 5」シリーズの発表となります。
3機種ともクアッドカメラ(「Reno 5」と「Reno 5 Pro」はトリプルカメラ+モノクロポートレートカメラの構成)を搭載し、Renoシリーズの特徴であるAIカメラ機能によるカメラ重視モデルとなっています。
「Reno 5」はSoCにSnapdragon765Gを採用したミドルレンジクラスとなりますが、クアッドカメラに加えて大容量バッテリーに高速充電機能、潤沢なメモリとストレージ容量からミドルレンジの中ではハイエンド相当となるスペックに仕上がっています。
「Reno 5 Pro」は「Reno 5」のサイズ感のままハイエンドクラスに仕上げています。
SoCにSnapdragonシリーズではなく、MediaTekのフラグシップ向けSoCとなる「Dimensity 1000+」を採用し、ディスプレイも少し大きくなっています。
そして今回追加で発表された「Reno 5 Pro+」は、Renoシリーズのフラグシップモデルとして、SoCにSnapdragon 865を採用し、メインカメラにSONYの最新のイメージセンサーIMX766を世界で初めて採用しています。
このIMX766ですが、センサーサイズが1/1.56、画素数が5000万画素であること以外の詳細スペックは不明ながら、「2×2 On-Chip Lens Solution」などの高速フォーカス・高解像度・高感度を実現する高性能イメージセンサーになっていることが予想されます。
SONYの最新イメージセンサーを世界で初めて採用する力の入れようからもフラグシップモデルに恥じない性能に仕上げてきていると言えるでしょう。
- 8GB+128GB:3999元(約63,000円)
- 12GB+256GB:4499元(約71,000円)
Reno 5シリーズの基本性能を下記に紹介しておきます。
Reno 5 | Reno 5 Pro | Reno 5 Pro+ | |
サイズ | 縦:159.1mm 横:73.4mm 厚さ:7.9mm | 縦:159.7mm 横:73.2mm 厚さ:7.6mm | 縦:159.9mm 横:72.5mm 厚さ:7.99mm |
重さ | 172g | 173g | 184g |
画面 サイズ | 6.43インチFDH+ 有機ELディスプレイ | 6.55インチFDH+ 有機ELディスプレイ | 6.55インチFDH+ 有機ELディスプレイ |
メイン カメラ | 6400万画素(標準) 800万画素(超広角) 200万画素(マクロ) 200万画素(ポートレート) | 6400万画素(標準) 800万画素(超広角) 200万画素(マクロ) 200万画素(ポートレート) | 5000万画素(IMX766) 1600万画素(超広角) 1300万画素(望遠) 200万画素(マクロ) |
CPU | Snapdragon 765G | Dimensity 1000+ | Snapdragon 865 |
メモリ | 8GB/12GB | 8GB/12GB | 8GB/12GB |
ストレージ | 128GB/256GB | 128GB/256GB | 128GB/256GB |
バッテリー | 4200mAh | 4250mAh | 4500mAh |
生体認証 | 指紋認証・顔認証 | 指紋認証・顔認証 | 指紋認証・顔認証 |
日本国内への展開は明らかになっていませんが、Reno 4シリーズのように国内投入をスキップされることなく、早い時期に発売されることが期待されるモデルの1つといえるでしょう。