realmeは3月31日、中国にて「realme GT Neo」を正式発表しました。
同社は2021年3月4日に新シリーズとして「realme GT」を発表しており、「realme GT Neo」はシリーズ2機種目となります。ディスプレイやカメラなどの基本的なスペックは共有しておりますが、SoCがSnapdragon 888からDimensity 1200に変更することで低価格を実現しています。
realme GT Neoが搭載する、Dimensity 1200は、2021年1月に発表されたMediaTekの5G対応最上位チップ。
6nmプロセルルールで製造され、コア構成は3GHzのArm Cortex-A78、2.6GHzのArm Cortex-A78×3、Coretex-A55×4の計8コア。
Antutuスコア(Ver 9)は70万点を超えるとしており、QualcommのハイエンドSoC「Snapdragon 870」に匹敵する性能を有しています。
もちろん、メモリはLPDDR5、ストレージはUFS 3.1とハイエンド仕様に。
GTシリーズはゲーム向けの一面もあり、realme GT Neoは強化された3D液体冷却を搭載。CPU温度を最大15度下げることが可能とのこと。
また、同社が提供するゲームモード「GTモード」を搭載し、CPUパフォーマンスやリフレッシュレート、4D振動などを調整することができます。
他にも、「realme GT」にて搭載された「スーパーマルチスクリーン」機能を搭載。同機能はスマートフォンの画面をPCにキャストして、キーボードとマウス操作でモバイルゲームをプレイすることができるようになります。
サウンド面では、3.5mmイヤホンジャック、デュアルステレオスピーカーを搭載しています。
ディスプレイは、6.43インチのAMOLED。解像度はFHD+ 2400×1080、アスペクト比は20:9
リフレッシュレートは最大120Hz、タッチサンプリングレートは最大360Hzに対応します。
同日にXiaomi Japanが発表した「Redmi Note 10 Pro」などのように昨今、安価なモデルにも有機EL(AMOLED)が搭載されることも増えてきましたが、ディスプレイ指紋認証を非対応とする例が多いです。しかし、realme GT Neoはディスプレイ指紋認証に対応。
カメラ構成は、6400万画素メイン、800万画素超広角、200万画素マクロのトリプルカメラ
メインセンサーにはSONY IMX 682を採用しており、リアカメラはrealme GTと同様に。
インカメラは1600万画素のパンチホールを採用しています。
バッテリー容量は4,500mAh、最大50Wの急速充電に対応しており、約16分で50%まで充電することが可能です。(realme GTは4,500mAhで65W急速充電に対応していました。)
筐体サイズは158.5 x 73.3 x 8.4 mm、重量は179gと薄型および軽量化が図られています。
カラーは、シルバー、ブラック、ファイナルファンタジー(上記のグラデーションカラー)の3色を用意
価格は以下の通り。
・6GB+128GB:1,799元(約30,000円)
・8GB+128GB:1,999元(約34,000円)
・12GB+256GB:2,399元(約40,000円)
4G対応バンドは以下の通り。
LTE FDD B1/2/3/4/5/7/8/28A
TD-LTE B34/B38/B39/B40/B41 (2515-2675MHz)