昨年2018年に日本市場に参入し、格安SIMでの取り扱いや家電量販店でも販売され着実に知名度や人気が上がっているOPPOです。
「OPPO R17 Pro」は2018年12月末に発売され、価格は約70,000円と「OPPO Find X」に次ぐ価格帯のモデルになっています。
決して低価格とは言えない価格ですが、ASUSやHUAWEIなどのミドルレンジ端末に勝る点はあるのか、レビューしていきます。
目次
OPPO R17 Pro を3行でまとめると、、、
- 値段はミドルレンジだがスペックはハイエンド並み
- 10分で40%の急速充電が可能
- AIトリプルカメラを搭載し、カメラ性能も高い
OPPO R17 Pro のファーストインプレッション
OPPO R17 Pro の基本情報:スペック
価格 | 約70,000円 |
OS | ColorOS5.2, based on Android 8.1 |
SoC | Snapdragon 710 |
RAM | 6GB |
ROM | 128GB |
Antutuスコア | 156400 |
ディスプレイ | 6.4インチ 有機EL |
カメラ | アウト:12MP+20MP イン:25MP |
バッテリー | 3,700mAh |
カラー | エメラルドグリーン ミストグラデーション |
重量 | 183g |
対応バンド | GSM: 850/900/1800/1900MHz WCDMA: Bands 1/2/4/5/6/8/19 FDD-LTE: Bands 1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/25/26/28/32 TD-LTE: Bands 34/38/39/40/41 |
OPPO R17 Pro の付属品
- ACアダブター
- イヤフォン
- USB Type-C
- SIM カードツール
- 安全ガイド
- クイックガイド
- スマホケース
- 保護フィルム(貼付済み)
OPPO R17 Pro のデザイン
OPPO R17 Proは「R17 Neo」と同じようにグラデーションカラーでの2色展開を行なっています。カメラが背面の上部中央に配置されていることと、ディスプレイ指紋認証を採用しているため、本体には指紋認証センサーがなくスッキリとしたデザインになっています。
ただ、背面がガラスパネルではなく指紋が目立たないマットな仕上げのものとなっています。そのため光沢モデルのような高級感はあまり感じませんでした。
OPPO R17 Pro の性能
画面占有率91%の6.4インチディスプレイ
OPPO R17 Proは水滴型ノッチを採用しベゼルが薄く、驚異の画面占有率91.5%の6.4インチディスプレイとなっています。さらに、第6世代のゴリラガラスを採用しているので耐久性が従来のモデルの2倍ほどとなっています。ディスプレイが6.4インチと大きい大きすぎるという印象を持つかも知れませんが、縦長で横幅がスリムな設計なので持ち心地はサイズの割には良いです。
ディスプレイ指紋認証を搭載
OPPO R17 ProはR17 Neoと同様に、ディスプレイ指紋認証を搭載しています。日本国内で販売されている端末でこの機能があるのはOPPOのR17シリーズのみであり、特徴と言えます。ロック解除の反応も良く、通常のスマホ操作と同じような流れでロックの解除ができるので操作性も優れています。
また、顔認証にも対応しており、R17 Neoとの違いになっております。
「薄暗い場所でのスクリーンの輝度を補正」を設定でチェックすることで暗所でも顔認証ができるようになり、使用感は良かったです。
AIトリプルカメラを搭載
OPPO R17 Proは中央上部に縦並びでトリプルカメラが配置されています。構成は12MP+20MP+TOF 3Dカメラとなっています。
ただ、3Dカメラは未だ無効になっており今後のバージョンアップで使用可能になるとのことです。
OPPOはグローバル展開をする際にカメラ性能に注力してきたメーカーであり、夜間での撮影も得意になったのがR17 Proになっています。
3,700mAhに10分で40%の急速充電
OPPO R17 Proは3,700mAhのバッテリー容量を搭載しており、10分の充電で40%まで充電することができます。バッテリー容量も比較的大きいのですが、急速充電はさらに高性能で目立ったものとなっています。
3,400mAhでも1日は持つのですが、10分充電することで40%の1,360mAhが追加で使えるようになります。これほどあれば、バッテリーが切れることは少ないでしょう。
ハイエンド並みの処理性能を搭載
そして、OPPO R17 Proはパワフルなパーツを使用していることが最大の特徴となっています。搭載されているSnapdragon 710はミドルレンジ帯の最上位となる位置付けで、このクラスでは2年間の使用を想定しても一般的な利用方法な非常に快適に行うことができます。 また、RAM6GB、ROM128GBとその他の構成もハイエンド並みとなっており、Antutuスコアは15万点超えで、3Dスコアも5万点近くを記録しています。これほどの性能を持ち合わせているため、PUBGなどの重量級の3Dゲームでも快適にプレイすることができます。
日本で発売されているハイエンド端末は基本的に10万円を超えるものが多く、中には15万円ほどする端末もあります。OPPO R17 Proはハイエンドには及ばないものの、次点であるミドルレンジ最上位クラスの端末でありながら価格が7万円となっています。非常にコスパが高いと言えます。
格安SIMでの取り扱い
格安SIM | 本体価格 | 購入ページ |
IIJmio | 57,800円 | |
楽天モバイル | 59,880円 | |
DMMモバイル | 59,880円 |
まとめ:OPPO R17 Proは買いか否か
ズバリ、OPPO R17 Proは買いです!3Dゲームがプレイできるハイエンド並みの処理性能を持った端末が欲しい!でも10万〜15万円なんてスマホに使えない、、、
そんなときに候補に上がるのが「OPPO R17 Pro」になります。7万円でこれほどのスペックを持つ端末は数少なく、価格とスペックの両方を考慮するとTOPクラスのコスパになります。