OPPOは2月24日、新製品発表会を開催し、OPPO Find X5、OPPO Find X5 Lite、OPPO Find X5 Pro、OPPO Padなど多くの新製品は正式発表しました。
その中で、中国市場向けに「OPPO Find X5 Pro Dimensity Edition」が発表されています。
OPPO Find X5 Pro Dimensity Editionのスペック
通常モデルのOPPO Find X5 ProはSoCにQualcommの最新ハイエンドチップで4nmプロセスで製造されたSnapdragon 8 Gen 1を搭載しています。一方、「OPPO Find X5 Pro Dimensity Edition」は名前の通り、SoCにMediaTekの最新ハイエンドチップ Dimensity 9000を搭載します。
Dimensity 9000は、台湾MediaTekが昨年12月に発表したハイエンドSoC
TSMCの4nmプロセスで製造されており、最先端のArmv9 CPUアーキテクチャを搭載。CPUはオクタコア構成で、最大3.05GHz動作のウルトラCortex-X2コアを1基、最大2.85GHz動作の高性能A710コアを3基、Cortex-A510コアを4基搭載しています。
Dimensity 9000はこれまで搭載実績がなく、「OPPO Find X5 Pro Dimensity Edition」が初のDimensity 9000搭載スマートフォンとなります。
通常モデルとの違い
SoCの違いにもカメラ性能に違いがあります。通常モデルのOPPO Find X5 Pro とカメラ構成こそ同じものの、独自NPU「MariSilicon X」は非搭載、カメラメーカー「Hasselblad」監修カメラは非搭載、5軸光学式手ぶれ補正(OIS)も非搭載となっています。
残念ながらOPPO Find X5 Pro Dimensity Editionでは、OPPO Find X5 Proのカメラ性能において3つの目玉とも言えるスペックが非搭載となっており、カメラ性能には決定的な差が生じています。
一方、ディスプレイやバッテリー性能は通常モデルと同様となります。
OPPO Find X5 Pro Dimensity Editionの価格
OPPO Find X5 Pro Dimensity Editionは中国市場のみの発売で、12GB+512GBのモデルを用意。価格は5,799元(約106,000円)、通常モデルと比較して1万円程度安くなっています。
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