ミドルレンジ向けに「moto g」シリーズを展開しているMotorolaからヨーロッパ向けに
性能はミドルクラスながら価格を抑えた新モデル「moto g30」が発表されました。
価格は180ユーロ、日本円で23,000円程度となるため、価格帯ではエントリークラスとも競合する部分もありそうですが、ミドルクラスとなるため、性能面で競争力ではかなり強力と言えそうです。
なお、価格帯からもわかるように各メーカーからラインアップが増えつつある5G対応スマートフォンではなく、4Gスマートフォンとしての発売となります。
SoCは「Snapdragon 662」を採用し、メモリは6GB、ストレージは128GBモデルというお手本のようなミドルレンジクラスの構成となっています。
バッテリーもmotoシリーズの特徴ともいえる「最大2日間持つ」という5,000mAhの大容量バッテリーを搭載しています。
そして、このあたりから
価格をエントリークラス並みに抑えたとは思えないスペックとなってきますが、
カメラ機能にメインカメラに6400万画素の高画素レンズを含めたクアッドカメラ構成を採用。
6400万画素のメインレンズはクアッドピクセルテクノロジーを採用しているため、「ナイトビジョン」にも対応した高感度撮影が可能となっています。
また、ディスプレイの解像度はHD+とそれほど高い解像度ではないものの、
リフレッシュレートが90MHzに対応しているため、ゲームなどのエンタメ系のコンテンツを楽しむのに力を発揮してくれることが期待されます。
それでいて価格は180ユーロ(日本円で23,000円程度)というのだから、現時点ではヨーロッパモデルとしての発表であり、日本国内での取り扱いは不明ですが、日本国内で発売してもかなり競争力のあるモデルになることが期待されます。
と、こうなってくると同時に発表されたもう少し価格帯を抑えた「moto g10」の立場が微妙になってくるわけですが、
同時発表された兄弟機種であるため、基本スペックは共通しているため、ゲームなどのエンタメ系コンテンツもしっかり楽しみたいか、少しでも価格が抑えられていた方がいいか、というように重要視する項目によって判断が分かれることになるでしょう。
いずれにしても日本国内での取り扱い対象になってくれることを心待ちにしたい機種と言えます。
価格 | 180ユーロ(約23,000円) |
OS | Android11 |
発売日 | 2021年2月末頃 |
サイズ | 縦:166.22mm 横:75.73mm 厚さ:9.14mm |
重さ | 197g |
ディスプレイ | 6.5インチMax Vision display 1600×720ピクセル(269ppi) リフレッシュレート90MHzに対応 |
メインカメラ | クアッドカメラ 6400万画素(標準・f /1.7・1.4µm) 800万画素(超広角・f /2.2・1.12µm・118°) 200万画素(マクロ・f / 2.4・1.75µm) 200万画素(深度センサー・f / 2.4・1.75µm) |
フロントカメラ | シングルカメラ 1300万画素(f / 2.2・1.12µm) |
CPU | Snapdragon 662 |
メモリ | 6GB |
ストレージ | 128GB |
バッテリー | 5000mAh |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.0 |
生体認証 | 指紋認証・顔認証 |
防水防塵 | IP52(防塵・防滴) |
接続端子 | USB type-C |
カラーバリエーション | Dark Pearl Pastel Sky |
対応バンド | 4G:LTEバンド1/2/3/5/7/8/18/19/20/26/28/38/40/41 3G:WCDMAバンド1/2/4/5/8 2G:GSMバンド2/3/5/8 |