グローバルで「moto g」シリーズの「moto g10」「moto g30」を発表したMotorolaですが、日本国内でもエントリーモデルの「moto e」シリーズから新モデル2機種を発表しました。
発表された2機種のうち、上位機種となる「moto e7」について詳細に見ていきましょう。
まず取扱事業者ですが、特定の事業者からの発売ではないSIMフリー機種として、2月26日に発売される予定となっています。
docomo・au・softbankの3事業者の電波に対応しているとのことです。
エントリーモデルということで価格は格安の部類に入る「1万円台」となり、税込み価格で「18,800円」で販売される予定となっています。
SoCはエントリークラス向けの「MediaTek Helio P25」が採用されています。
生体認証は指紋認証を搭載していますが、ディスプレイ内認証のようなはやりの機能ではなく、背面ボタンによる標準的な認証方法となっています。
また、格安となっているため仕方のない部分ですが、防水防塵やおサイフケータイへの対応はなしとなっています。
しかし、基本性能を支えるメモリ容量は4GBでストレージは64GBとなっており、価格に対して基本性能はしっかり強化されており、安かろう悪かろうという機種にはなっていないと言えます。
ディスプレイは解像度が「HD+」とミドルクラスなどFHD以上の解像度の機種には劣りますが、ディスプレイサイズは6.5インチの大画面ワイドスクリーンとなっています。
カメラもデュアルカメラながらメインカメラは4800万画素でクアッドピクセルテクノロジーにより夜間でも「ナイトビジョン」モードで鮮やかな写真を撮影することができます。
バッテリー容量は「4000mAh」となっており「大容量」というには心もとない数値ではあるものの「最大36時間」、1日半の間使用することができるしっかりした容量を確保しています。
スマートフォンの使い方として、楽しむのにハード側にもしっかりした性能を求めるゲームをしっかり楽しみたいと思うような方にはおすすめできる機種ではありません。
しかし、スマートフォンにそれほど性能を求めない方にとっては、しっかりしたメモリ、ストレージ容量から安くて快適に利用できる機種と感じるような機種に仕上がっていると言えるでしょう。
価格 | 約18,800円 |
OS | Android10 |
発売日 | 2021年2月26日 |
サイズ | 縦:164.93mm 横:75.73mm 厚さ:8.89mm |
重さ | 180g |
ディスプレイ | 6.5インチMax Vision display 1600×720ピクセル(269ppi) |
メインカメラ | デュアルカメラ 4800万画素(標準・f /1.7・1.6µm) 200万画素(マクロ・f / 2.4・1.75µm) |
フロントカメラ | シングルカメラ 800万画素(f / 2.2・1.12µm) |
CPU | MediaTek Helio P25 |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB |
バッテリー | 4000mAh |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n |
Bluetooth | 5.0 |
生体認証 | 指紋認証 |
防水防塵 | 対応なし |
接続端子 | USB type-C |
カラーバリエーション | ミネラルグレイ サテンコーラル |