MEIZUは2018年9月に「MEIZU 16X」を発売しました。8月に先駆けて発売された「MEIZU 16th」の廉価モデルとして開発され価格を抑えがらも、ディスプレイ指紋認証などの特徴はそのまま踏襲されています。
目次
MEIZU 16X を3行でまとめると、、、
- MEIZU 16thの廉価版
- Snapdragon 710を搭載
- ディスプレイ指紋認証に対応
MEIZU 16X のファーストインプレッション
MEIZU 16X の基本情報:スペック
価格 | 約35,000円 |
OS | Android 8.0 (Oreo) Flyme UI |
SoC | Snapdragon 710 |
RAM | 6GB |
ROM | 64GB / 128GB |
Antutuスコア | 164700 |
ディスプレイ | 6.0インチ / 有機ELディスプレイ 1080 x 2160px (フルHD+) / アスペクト比18:9 |
カメラ | アウト:12MP + 20MP F値/1.8 イン:20MP F値/2.0 |
バッテリー | 3100mAh |
カラー | ブラック/ホワイト/ゴールド/ブルー/ピンク |
重量 | 154g |
対応バンド | GSM:B2/B3/B5/B8 WCDMA:B1/B2/B5/B8 TD-SCDMA:B34/B39 CDMA:BC0 TD-LTE:B34/B38/B39/B40/B41 FDD-LTE:B1/B3/B4/B5/B8 |
MEIZU 16X の付属品
- 充電アダプター
- Type-C USBケーブル
- ユーザーマニュアル
- SIMピン
MEIZU 16X のデザイン
MEIZU 16Xは上下にベゼルを残しノッチのないディスプレイを搭載しています。また、ディスプレイ指紋認証を採用したことにより、背面はカメラとライトのみのシンプルな配置となっています。カラーは5色と豊富なカラー展開、充電端子はUSB Type-Cをサポート
イヤホンジャックを側面下部に搭載
MEIZU 16X の性能
ノッチのない6.0インチディスプレイ
MEIZU 16Xは6.0インチの有機ELディスプレイを搭載有機ELはバックライトを必要とせず、ドット自体が点灯・消灯するため色の表現力が非常に優れています。
また、多くのスマホで採用されているノッチを採用していないので動画やゲームの描画が欠けることもありません。
Snapdragon710を搭載
プロセッサーにはSnapdragon710を搭載上位モデルでもある「MEIZU 16th」はSnapdragon 845を搭載していたので、この部分で違いが出ています。
Snapdragon 710はAntutuべンチマークでは総合性能が約17万点、CPU性能が約70,000点、GPU性能が約48,000点となっており通常利用を想定すると有り余る程度のスペックを有しています。
また、PUBGなどの重量級の3Dゲームでもグラフィック設定を調整すれば快適にプレイすることもできます。
12MP+20MPのディアルカメラを搭載
MEIZU 16XはSONY IMX350とSONY IMX380を組み合わせた1200万画素+2000万画素のカメラ構成となっております。プレゼンでは「Xiaomi Mi 8 SE」や「vivo NEX」と比較してカメラ性能が優れていることをアピールしていました。
また、8倍までズームしても鮮明な写真が撮れることと暗所での撮影にも強いことが特徴でもあります。 インカメラは2000万画素となっておりAIの顔認証技術により最適なアルゴリズムで美しい自撮りを可能にしています。
ディスプレイ指紋認証に対応
MEIZU 16Xはディスプレイ指紋認証に対応3万台半ばという価格なのでディスプレイ指紋認証に対応しているスマホの中で最安値水準となります。
ただ、顔認証には対応していないようなので注意が必要です。
まとめ:MEIZU 16X は買いか否か
ズバリ、買いではありません。MEIZU 16thの廉価版ということで期待していたのですが微妙な結果です。ディスプレイ指紋認証対応のスマホでは安いのですが、そこまでディスプレイ指紋認証を重視する方も少ないでしょうし、その分をスペックの性能に振りたいという方が多いでしょう。
総合的に判断んすると3万円未満で購入できる「Xiaomi Redmi Note 7」の方が圧倒的にコスパが優れています。