Lenovoは同社ゲーミングブランドのLegionより3世代目となるゲーミングスマートフォン「Lenovo Legion Y90」を正式発表しました。
Lenovo Legion Y90のスペック
SSDを加えたRAID0構成を採用
メモリは12GB/16GB/18GB（LPDDR5）、ストレージは128GB/256GB/512GB（UFS 3.1）を備えます。
また、ストレージ512GBモデルではUFS 3.1に加えて、128GBのSSDが搭載されるRAID0構成となっています。合計640GBの大容量ストレージとなり、複数ストレージにデータを分散して読み書きできるようになるため速度が向上します。
さらに、メモリは4GBの仮想メモリに対応。最上位構成は例に出すと、メモリは18GB（LPDDR5）+4GB（仮想メモリ）、ストレージは512GB（UFS 3.1）+128GB（SSD）で合わせると22GB+640GBの怪物スペックとなります。
デュアル空冷ファンを搭載
そして、空冷ファンによる冷却効率を高めるために、筐体側面に吸気口と排気口をそれぞれ2つずつ搭載されてます。
6.92インチの大画面ディスプレイ
左右にR/Lセンサーが配置されており、これをさらにR/R1/R2、L/L1/L2のように操作を細かく割り振ることが可能です。
また、ディスプレイはiPhoneの3D Touchのように感圧式タッチに対応しており、押し込む強さを3段階で調整し、それぞれに操作を割り振ることができます。
USB Type-Cポートを2基搭載、バイパス充電に対応
同社によると、35分で満充電ができるとしています。
また、充電時も横持ちを想定しており、側面と底面に合計2つのUSB Type-Cポートを搭載しています。
さらに、充電中に電力をスマホの動作のみに使い、バッテリーを充電しない「バイパス充電」にも対応します。
バッテリーを充電しないことで発熱を抑えながら、充電器からの電力でゲームをプレイし続けることができます。
フロントステレオスピーカーを搭載
そして、こちらも横持ちを想定して、横持ちをした際の下部に左右1基ずつ搭載されています。
カメラは2眼
いまどきミドルレンジ機ですら3眼構成が一般的となっていますが、Lenovo Legion Y90はゲーム体験の強化に強い焦点を当てており、カメラ性能は二の次なのでしょう。
それは、カメラの配置にも表れています。一般的にリアカメラは背面上部に配置されるものの、Lenovo Legion Y90は背面中央に配置しています。
これも横持ちをした際に、カメラの厚みが邪魔にならないように配慮した結果でしょう。
Lenovo Legion Y90の価格
背面にはLegionのロゴとマークがデザインされており、光るRGB仕様となっています。
筐体カラーは、グレーの1色のみ。
筐体サイズは177.0×78.4×10.14mm、重さは252g。OSはAndroid 12（ZUI 13）をプリインストール、生体認証は顔認証とディスプレイ指紋認証に対応します。
価格は以下の通りです。
- 12GB+256GB：4,299元（約78,000円）
- 16GB+256GB：4,599元（約84,000円）
- 18GB+640GB（512GB UFS+128GB SSD）：5,299元（約96,000円）
