LenovoのゲーミングブランドLegionは、同ブランド2機種目となるゲーミングスマホ「Lenovo Legion Phone Duel 2」を正式発表しました。
(※中国版はLenovo Legion Phone 2 Pro)
SoCは「Snapdragon 888」、メモリは8/12/16/18GB(LPDDR5)、ストレージは128/256/512GB(UFS3.1)のハイエンド構成。ゲーミングスマホを名乗るに相応しいスペックを有しています。
特にメモリは最大18GBでスマートフォン業界最大容量
先月発表された、同じくゲーミングスマホ「ROG Phone 5」シリーズに次ぐ、18GBメモリ搭載スマートフォンとなります。
メーカー公表のAntutuベンチマークスコアは855004(Ver 9)
そして、VC液冷の他にデュアル冷却ファンを搭載
冷却ファンを搭載するスマホとして「Nubia Red Magic 5G」などがありますが、スマートフォンに冷却ファンを2基搭載するのは「Lenovo Legion Phone Duel 2」が史上初です。
液体冷却+デュアル冷却ファンの組み合わせにより、他のハイエンド機よりもCPU温度を効率よく冷却することが可能でSnapdragon 888の性能を安定して引き出すことができるとのこと。
冷却ファンが2基搭載となると静音性が気になるところですが、騒音値は僅か24.7dB(目安は深夜の郊外)
ディスプレイは、6.92インチの大画面AMOLED
解像度はFHD+ 2460×1080、アスペクト比は20.5:9、最大輝度は1300nit
リフレッシュレートは最大144Hz、タッチサンプリングレートは最大720Hz、HDR10+に対応しています。
大画面化が進む昨今のスマートフォンですが、その中でも一回り以上も大きい6.92インチ。大画面でプレイしたいユーザーには選択肢の一つになることでしょう。
一方、筐体サイズは176.0×78.5×9.9mm、重量262g
また、Lenovo Legion Phone Duel 2は、ノッチもパンチホールもない完全なフルスクリーンディスプレイを搭載しており、ゲーム画面の描画が欠けることもありません。
インカメラは初代同様にサイドポップアップを採用。画素数は4400万画素
ゲームをプレイしながら、自撮りや仮想アバターを表示させることが可能で、そのままスマホの画面を配信することができるとしています。
そして、Lenovo Legion Phone Duel 2の特徴的な背面デザイン
インカメラのポップアップを側面に配置したように、筐体を横持ちすることを想定して作られており、リアカメラも背面中央に搭載しています。
Lenovo Legion Phone Duel 2はオクタトリガーを搭載
ディスプレイに2つ(応答速度40ms)側面(横持ち時上部)に4つ(応答速度10ms)、背面に2つ(応答速度75ms)の感圧式タッチセンサーを合計8つ搭載しており、FPSゲームなどを8本指でプレイすることができます。
リアカメラは6400万画素メイン+1600万画素広角のデュアルカメラを搭載
また、LegionロゴはRGBで光るゲーミング仕様となっており、ソフトウェアでカスタマイズすることが可能です。
バッテリー容量は5,500mAh(デュアルバッテリー)、急速充電は最大90Wに対応しており12分で50%、30分で100%まで充電することが可能です。
また、充電時も横持ちを想定しており、側面と底面に合計2つのUSB Type-Cを搭載しています。
一方、3.5mmイヤホンジャックは非搭載。
中国版の4G対応バンドは以下の通り。
B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B18/B19/B20/B26/B34/B38/B39/B40/B41/B42/B43
価格は以下の通り。
- 8GB+128GB:3,699元(約62,000円)
- 12GB+128GB:4,099元(約68,000円)
- 12GB+256GB:4,399元(約73,000円)
- 16GB+512GB:5,299元(約88,000円)
- 18GB+512GB5,999元(約100,000円)