今回はHuawei P40 Pro+(Proじゃない方ですよ)を入手しましたので
実機レビューと使ってみてよかった点などを書いていこうかと思います。
HUAWEI P40 Pro+のスペック
こちらのリンクよりご確認ください。HUAWEI P40 Pro+のデザイン
本体サイズはHUAWEI P40 Proとほぼ同じになります。 写真でも上げさせていただきましたが、とにかくカメラ部が大きいです。比較的カメラ部がスリムだったP30 Proに比べると一目瞭然と言ったところでしょうか。
カラーはBlack CeramicとWhite Ceramicの2色展開です。
現時点においてWhite Ceramicはまだ出荷されておらず、市場に出ているのはBlack Ceramicモデルのみとなっています。
付属品につきましてはP40 Proとほぼ同様のものになっています。
HUAWEI P40 Proの実機レビューはこちら
なお、カメラ部が大きく異なることからP40 Proのケースとの互換性はありません。
HUAWEI P40 Pro+のスペックは?
HUAWEI P40 Pro+ではSoCにKirin 990 5Gを採用しています。Geekbenchのスコアを以下に掲載しますが、Snapdragon 865搭載端末に比べれば劣りますが、十分かなと言ったところです。
メモリは8GB ストレージは256GBと512GBのモデルがあります。
画面サイズや解像度はHUAWEI P40 Proと同じものになっています。
Geekbench 5でのベンチマーク結果は、ジングルコアが781、マルチコアが3171
個人的にいくつかプレイしているゲームでも問題なく動作しました。
特に動作面でカクついたりということは感じられませんでした。
SIM太郎編集部では、Kirin 990 5Gを搭載している端末として「HUAWEI P40 Pro+」の他に「HUAWEI Mate 30 Pro 5G」と「HUAWEI P40 Pro」の実機でのベンチマーク結果があります。
参考までに。
HUAWEI P40 Pro+のカメラ性能を見てみる
HUAWEI P40 Pro+のメインカメラは広角(50MP、f/1.9)、超広角(40MP、f/1.8)、光学3倍望遠(8MP、f/2.4)、光学10倍望遠(8MP、f4.4)ToFカメラという5眼の構成になっています。センサーはLeicaと共同開発したRYYBセンサーを採用しており、望遠は最大100倍まで対応しています。
ソフトウェア面では、Golden Snapという機能が追加され、ガラスなどの映り込みを低減したり、明るさを自動で補正したりできるようになりました。
以下作例になります。特に脚注のないものは標準レンズ、AIオートの設定にて撮影しています。
そしてお待ちかね。望遠性能はこちら
なにより、10〜20倍の240-500mmクラスの望遠がほとんどディテールの崩れもなく撮れるということがP40 Pro+における最大の強みだと思います。
P30 Proに比べると色が自然なものになったのかなと感じます。また、P30 Proでは苦手としていた100~120mm相当の画角の画質が大幅に改善されています。
動画撮影に関してもMate 30 Proのものを引き継いでおり、7620fpsのスローモーション撮影やISO51200での高感度撮影も可能です。
これはP30シリーズにはない機能でしたので、実際に使ってみて驚いています。
HUAWEI P40 Pro+を実際に使ってみて
私自身使い始めて1週間ほどですが、電池持ちなどで不満は感じておりません。ハードにゲームなどをされる方にはやや物足りないかなと感じるところはありましたが、スペックの求められるコンテンツでも問題なく動作します。
また、次世代高速通信規格である5G通信にも対応しています。実際にフィールドテストした限りでは問題なく通信できているように感じました。
やはり前述の通り、この機種の場合カメラ性能はずば抜けております。正直なところ、この機種に興味のある方はこのカメラ性能の高さに期待してる方も多いかと思います。
惜しいのはGMS導入の手段がMate 30 ProやP40 Proのように確立されていないところです。これに関してはできるというだけで購入の決め手にもなりかねませんからね。
HUAWEI P40 Pro+のお値段とか
Huaweiへの米国による経済措置は依然として行われており、このP40シリーズもGoogle非搭載でのリリースとなりました。特にP40 Pro+はそのけた外れのスペックから値段も上がりました。
ヨーロッパ市場で1399EUR(約17万円)というお値段から見て、かなりマーケティング的にも厳しいところにいるなと感じます。
現時点では中国市場より直輸入で約15万円ほどで輸入可能です。
個人的には「発表時から欲しかったスマホ」なだけあって買うのに躊躇はありませんでしたが、Google非搭載のスマホに15万円を出せる方が果たしてどれだけいるかと言うところです。
HUAWEI P40 Pro+のまとめ
このP40 Pro+についてザックリまとまると- このP40 Pro+はP40 Proよりさらにズーム性能を強化した化け物スペックのカメラ特化スマホです。
- 正直、これがあれば下手なコンパクトカメラは必要ないのでは?と思わせるスペックと写りになっています。
- P40 Proで妥協したくない。より、クリエイティブな作品を作りたいというアナタにオススメできるかなと思えるスマホです。
- 現時点でのハイエンドスペックを持ち合わせ、5G対応と驚異的なカメラ性能や90Hz対応OLEDといったトレンドの先端を行くスマホです。
- GMS非対応でも、使いたいと思わせるスペックになっていると思います。
販売サイト | 価格 |
AliExpress | 約152,000円~ |