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ハードウェアキーボード搭載!文字入力が癖になるBlackBerry KEY2をレビュー!


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はじめてみる人は「これってスマートフォン?」と疑うかもしれないBlackBerry KEY2は、ハードウェアキーボードとAndroid OSを搭載したちょっとかわったスマートフォンです。

そんな変わったスマートフォンを使うと、どんなメリットやデメリットがあるのか、いっしょにチェックしていきましょう。

BlackBerry KEY2を3行でまとめると、、、

  • 誤字脱字が少ないハードウェアキーボードを搭載
  • RAM6GBと十分すぎるスペックのスマートフォン
  • 独自のセキュリティ対策で万全

BlackBerry KEY2のファーストインプレッション

BlackBerry KEY2の基本情報:スペック

価格 79,800円(BBF100-8)
89,800円(BBF100-9)
OS Android 8.1 (Oreo)
SoC Snapdragon 660 オクタコア
RAM 6GB
ROM 64GB(BBF100-8)
128GB(BBF100-9)
Antutuスコア 137383
ディスプレイ 4.5インチ
カメラ アウト:/12MP+12MP F値/2.0
イン: 8MP F値/2.2
バッテリー Li-lon 3500mAh
カラー Silver(BBF100-8)
Black(BBF100-9)
重量 160g
対応バンド LTE 1/2/4/3/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/32/38/39/40/41
3G Band 1/2/4/5/6/8/19

BlackBerry KEY2の付属品

  • カナル型イヤフォン
  • USB Type Cケーブル
  • USB アダプタ

BlackBerry KEY2のデザイン

小さくても打ちやすいキーボードを搭載

BlackBerry KEY2のデザイン
多くのスマートフォンは文字入力の際にソフトウェアキーボードを利用しますが、BlackBerry KEY2は、しっかりと入力した感覚がわかるハードウェアキーボードを搭載しています。

キートップは決して大きくないため、見るからに「打ちにくそう」という印象を持ってしまうかもしれませんが、親指でゲームコントローラのボタンをポチポチするように文字入力ができるので、決して入力しにくいということはありません。

これはBlackBerry社が長年に渡ってキーボードデザインの改良を行い、キートップが小さいながらも入力の際に指がしっかりキーを捉えるデザインを開発したからです。

このキーボードデザインは特許を取得しているため、同じようなデザインのキーボードを他社が発売することはできません。

BlackBerry KEY2の性能

セキュリティ対策も万全

BlackBerry KEY2のセキュリティ対策
BlackBerry KEY2は、Android OSが持つPINコードとパターンロック以外にも、スペースキーに指紋センサーを搭載したモデルとなっています。

登録する指紋を親指にすると両手でしっかり握った状態で、ロックを解除できるのでとても便利です。

さらにBlackBerry社が開発したDTEKが、アプリの不正動作などを検知してくれます。ウイルス検知ツールとDTEKで、BlackBerry KEY2に保存されたあらゆるデータを不正アクセスからしっかり守ってくれます。

キーボード全体でカーソル操作ができる

BlackBerry KEY2のキーボード
ノートパソコンのタッチパッドのような操作感ではありませんが、キーボード部分を指でなぞるとカーソルを移動させたり、ブラウザをスクロールしたり、文字変換の候補を選んだり、文字の区切り位置を変更したりすることがディスプレイを直接触らなくてもできます。

もしこのタッチパッドのような機能が使いにくいと思ったら、設定からオフにすることもできるので、あなたの使いやすいようにカスタマイズして使っちゃいましょう。

選べる2つのモデル

BlackBerry KEY2のモデル
BlackBerry KEY2には、本体カラーがSilverとBlackの2モデルが発売されています。 本体カラーの違いだけで、搭載されているCPUや内蔵RAMなど基本的なスペックは同じだと思ってしまうかもしれませんが、実はほんの少しだけ違いがあります。

Silverモデルの特徴

SilverモデルはDSDS対応となります。 DSDSはデュアル・SIM・デュアル・スタンバイの略で、2枚のSIMカードを挿入して2つの電話番号を利用できる仕様です。

2枚のSIMカードが挿入できるメリットは、例えば会社から貸し出されている携帯電話と、個人のスマートフォンのそれぞれのSIMカードをSilverモデルに挿入することで、2つのデバイスを持ち歩く不便さから解放されます。

また、1枚のSIMカードで契約しているプランをデータ通信のない通話だけの契約にして、もう1枚のSIMカードをUQモバイルのようなデータ通信し放題プランを契約すれば、少しでも月額料金を安くする使い方ができます。

Blackモデルの特徴

内蔵ROMが128GBとSilverモデルの倍となりますが、DSDSには対応していません。

内蔵ROMが足りないと思った場合、外部メモリカードで増設することもできますが、Silverモデルの場合はDSDSが利用できなくなります。

購入する際はDSDSや内蔵ROMの容量など、どの部分を重要視するかよく考えてからモデルを選ぶようにしましょう。

ちょっとだけ残念な部分

BlackBerry KEY2はSIMフリーモデルで、国内向けに発売されたモデルではないため、次の機能は残念ですが搭載されていません。
  • 防水
  • ワンセグ/フルセグ
  • おサイフケータイ/フェリカ
最近ではQRコードを使った決済が使いやすくなってきたので、フェリカなどの機能はいらないかなって思うかもしれません。

ただフェリカ機能がないとSuicaなどが利用できず、不便に感じでしまうでしょう。

できれば次期モデルでフェリカの対応モデルが登場することに期待したいです。

まとめ:BlackBerry KEY2は買いか否か

BlackBerry KEY2は条件付きで「買い」です。

BlackBerryはiPhoneが登場する前から発売されていたスマートフォンで、当時は多くのビジネスマンに愛用されたモデルでした。

そのころからBlackBerryの良さを知っている人には、BlackBerry KEY2は喉から手が出るくらい欲しくなるモデルといえるでしょう。

さらにiPhoneや他のスマートフォンで使われているソフトウェアキーボードが自分に合わないと考えている人にも、BlackBerry KEY2は最高の1台となることでしょう

ただどうしても万人に受けするデザインではないので、周りがあまり使っていないスマートフォンが欲しいという人には使ってもらいたい1台です。



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