台湾、ASUS社のゲーミングブランドであるROGは、
2020年7月23日、ROG Phone 3を正式発表しました。
目次
ROG Phone 3を3行でまとめると、、、
- 期待通りの高性能!ROGのゲーミングスマートフォン第3弾
- SD865+の妥協のない超高性能、豊富な周辺機器
- 12万円代からの展開、廉価版はまさかの10万円切り!
ROG Phone 3のファーストインプレッション
ROG Phone 3の基本情報:スペック
ROG Phone 3の詳細なスペックに関しては、以下の記事をご覧ください。
ROG Phone 3の付属品
- スマートフォン本体
- Active Cooler
- ケース
- ステッカー
- 取扱説明書
- 充電器
- USB Type-Cケーブル
- イヤホンアダプター
ROG Phone 3のデザイン
ついに発表された、ROG Phone 3。発表会では、
デザインについてはあまり触れられませんでした。
前作のROG Phone 2とデザインがあまり変わったいないからでしょうか。
背面には相変わらず、
ROGブランドのトレードマークがデカデカと存在感を出しています。
実機の質感は、こんな感じ。
高級感のある黒ではありませんが、
かといってチープさも感じられません。
なんと言いますか、「ゲーミング感」あふれる色、と言えばいいのでしょうか、、、?
ROG Phone 3の性能
さあこれからは、ゲーミングスマートフォンの全てといってもいい、
性能について、紹介していきます。
SoCはもちろん最新、Snapdragon 865+を搭載
ROG Phone 3には、もちろん最新のSnapdragon 865+が搭載。
ストレージはLPDDR5、メモリはUFS3.1規格であり、
公称通り、
「世界最速」のスマートフォンであることは間違い無いでしょう。
Geekbenchのスコアも、この通り。
Snapdragon 865を搭載するスマートフォンと比べても、
その性能差は歴然です。
クロック数の高いROG Phone 3ですが、
その動作は、極めて安定。
他社のスマートフォンの周波数にブレがあるのに対し、
ROG Phone 3はコンスタントに3.1GHzを維持しています。
「圧倒的じゃないか、我が軍は!」
144Hz
90Hz対応のスマートフォンは珍しくありません。
しかし、
さすがはゲーミングブランド、ROG。
ROG Phone 3は、144Hzの有機ELディスプレイを搭載します。
他社のスマートフォンに大差をつける、
素晴らしい性能のディスプレイです。
リフレッシュレートや応答速度の差は、如実に現れます。
画像を見ればわかる通り、
ROG Phone 3のディスプレイは、圧倒的な性能を誇ります。
冷却はバッチリ、
ゲームモードももちろんあり
ゲームのために最適化されています。
おなじみの専用モードである「X Mode」はもちろんのこと、
革新的な冷却システムを採用。
後述の空冷モジュールも組み合わせることで、
快適なゲームプレイを楽しむことができます。
6000mAhのバケモノバッテリー
6,000mAhもの超大型バッテリーを搭載。
もう、ため息しか出ません。
ゲーム中でのバッテリー持続時間も圧倒的。
さらに、
スマートフォン本体側面にUSB Type-Cポートを設けることで、
ゲームの邪魔をせずに充電をすることができます。
サウンドにも手を抜かない
「Game FX」というサウンドシステムによって、
臨場感あるサウンドを実現。
これがどの程度の効果をもたらすのか。
それは使用しないとわかりませんが、
ROGがスマートフォン本体のサウンドにもかなり力を入れていることは、
確かなようです。
エアトリガー(側面タッチセンサー)
そのコントローラーなしでも快適にゲームができるような配慮がなされています。
それが、
この「AIRTRIGGER 3」です。
側面のタッチセンサーを、LRボタンのように使うことができます。
今回のAIRTRIGGER 3では、センサーに6つの動作を割り当てることができるため、
かなり利便性が高そうです。
メインカメラはIMX686の64MP
しかし、
ROG Phone 3はここでも力を見せます。
メインカメラは64MPのIMX686。
定評ある安心のSONYセンサーです。
他にも、
望遠こそありませんが
超広角カメラやマクロカメラ、24MPのフロントカメラを導入。
普段使いには十分の、
カメラ構成になっています。
ROG Phone 3のアクセサリー
ROG Phoneシリーズの醍醐味、
周辺機器の紹介に移りましょう。
空冷用クーラー(AEROACTIVE COOLER 3)
このモジュールには
3.5mmイヤホンジャックやキックスタンド機能があり、
普段使いから活躍できるクーラーになっています。
ゲームパッド(ROG KUNAI 3 GAMEPAD)
ゲーミングスマートフォンの代名詞、外付けコントローラーです。
本体につけるも良し、
独立させて使うも良しの2 in 1になっています。
今作からは持ち易さを改善する、
アダプターのようなものも用意されているようです。
追加ディスプレイ(TWINVIEW DOCK 3)
このTWINVIEW DOCK 3。
2画面でゲームをすることができ、
同時にコントローラーを使用することができるという、
まさに変態ギミックです笑
ケース
ROG Phone 3には2種類のケースが用意されています。
どちらもゲーミンスマートフォンにふさわしい派手さを持ち合わせた、
豪快なデザインです。
その他の対応機器たち
イヤホン(ROG CETRA RGB)
ROGブランドのゲーミングイヤホン。
USB Type-Cでの接続なので、
イヤホンジャックがないROG Phone 3でも、快適に利用することができます。
デザインも、かなりのカッコ良さです。
モニター(ROG STRIX XG16)
発表会中に最もアピールされていたのが、こちら。
ROG Phone 3にぴったりの、モバイルゲーミングモニターです。
15.6インチ144Hzの画面に、
7,800mAhの内部バッテリーを搭載。
外でも、気軽に大画面でのゲームプレイができることを強調していました。
キーボード(ROG FALCHION)
コンパクトなゲーミングキーボードで、
キーボードのサイズ、ストロークはきっちり確保しながら、
小型化に成功。
専用カバーも付属しており、
持ち運びに優れたキーボードになっています。
まとめ:ROG Phone 3の総評
盛りだくさんのROG Phone 3。
いかがでしたか?
性能面で一切妥協のない、
まさにASUS、ROGブランドの旗艦となるスマートフォン。
そんなROG Phone 3の気になるお値段は、、、?
- 12GB/512GB版:999€(約124,000円)
- 16GB/512GB版:1099€(約136,500円)
考え方は人それぞれですが、
個人的には、
「思ったより安いじゃん?」
といった感想です。
Snapdragon 865+に最高規格のストレージとメモリ、
ゲームのために最適化、強化された性能を考えれば、
12万円代という値段は、それほど法外な価格ではないでしょう。
ただし、
「こんなの高すぎ!」
と思う方もいるのは、事実。
その想いに、ROGは見事応えてくれました!
・8GB/256GB版:799€(約99,200円)
なんと、
SoCがSnapdragon 865でメモリとストレージが抑えられた、
廉価版モデルも同時発売。
廉価版といっても、本来のROG Phone 3がオーバースペックなだけで、
こちらのSTRIX EDITIONも十二分に、高性能。
「スマートフォンに10万以上は払えない」
「でもゲームを楽しみたい!」
というあなたにも、
ROG Phone 3は良い選択肢でしょう!!