Xiaomiが夢のようなスペックを搭載するスマートフォンを2021年に発表するかもしれません。
中国著名リーカーの数码闲聊站 氏はWeiboにて以下のような投稿を行っています。
「(今年は)Mi MIXの発表を待たないで下さい。今のところこのシリーズの大量生産の情報はありません。ただし、来年、画面下インカメラ、200W以上の急速充電、2K解像度の折りたたみディスプレイを搭載する計画があります。」
同氏によると、Xiaomiは200W急速充電に取り組んでいるとのこと。
現在、世界最速の「Mi 10 Ultra」は125W急速充電、4,500mAhのバッテリー容量を僅か23分で満充電できるスピードです。
仮に200W急速充電が実用化された場合、15分以内の充電時間も夢ではありません。
ただし、125W急速充電でもバッテリーへの劣化が懸念されているように、充電速度だけでなく劣化や発熱など解決すべき課題があります。
一方、Xiaomiは2020年8月に画面下インカメラ技術について発表済みです。
技術発表に際して、既に大量生産の準備が進んでおり2021年発表のスマートフォンに搭載させると明言しています。
そのため、画面下インカメラについては、ほぼ確実に実現するでしょう。
最後に、折りたたみディスプレイについて。
幾度となくその噂はありましたが、今回は信憑性のある裏付けがされています。
XDAdeveloperのシニアメンバーkacskrz氏が、MIUI 12のソースコード上にコードネーム「cetus」と付けられた折りたたみスマートフォンの存在を報告しています。
Mi 10 ProのMIUI 12の中国クローズドベータ版のソースコードの中に「isFlodAbleDevice」との記述があったとのこと。
(※ベータ版ということもあり、「isFoldAbleDevice」のスペルミスだと思われます。)
また、同ソースコードにはスマートフォンが折りたたまれた際にディスプレイを消灯するための折りたたみ状態を識別するコードなども発見されています。
今回はMIUI 12からの報告ということもあり、Xiaomiが2021年に折りたたみスマートフォンの発表を想定していると見て良いでしょう。(実際に、発表するかは別の話ですが、、)
そして、先の話に戻りますが、リーカーの数码闲聊站 氏はこれらのスペックを搭載したスマートフォンこそが「Mi MIX 4」であり2021年に発表されると述べているのです。
Mi MIXシリーズと言えば、Xiaomiのフラグシップ機。
2019年2月に「Mi MIX 3 5G」、同年9月にコンセプトモデル「Mi MIX Alpha」を発表していますが、2020年に後継機の発表はありませんでした。
廃止との説もありましたが、200W急速充電、画面下インカメラ、折りたたみのスペックで2021年に再び登場することに期待したいです。
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