Xiaomiは昨年、100Wの急速充電(100W Super Charge Turboテクノロジー )の開発に取り組んでいると明かし、大きな話題を集めました。
その後、新しい情報はなかったのですが2月4日、RedmiのCEOであるLu Weibing氏は、同社が100Wの急速充電をサポートするスマートフォンを大量生産する世界初のブランドになると述べました。
また、同氏は 100W Super Charge Turboテクノロジーを実現するために、5つの解決すべき技術的な問題について明かしました。
1、バッテリー容量の減少
より速い充電速度になると、バッテリー容量の損失は大きくなります。100Wの急速充電の場合、バッテリー容量は約20%減少します。
そのため、5000mAhの容量があっても実質的には4000mAhになります。
2、テクノロジーアーキテクチャー
超高電圧充電方式が必要と述べました。しかし、技術の詳細は明らかにしていません。
3、パフォーマンス
スマートフォンを100Wの急速充電にサポートさせるだけでなく、バッテリーの劣化を抑え、長く持続可能なバッテリーを提供しなければならないこと。
4、セキュリティ
マザーボードやバッテリー、過充電や電圧などデバイスを保護する安全面を含んだセキュリティ対策
5、複数の充電方法
有線や無線での充電方法、充電器の互換性など複数の充電シーンをサポートする必要があること。
同社は、上記の5つの問題を解決し、世界初の大量生産を実現すると強気な発言
しかし、具体的なタイムラインは明らかにしていません。
既に販売済みのスマートフォンで世界最速の急速充電は65Wにサポートする「OPPO Reno Ace」
仮に、Xiaomiが今年中にも100Wの急速充電を実現すれば、スマートフォン業界に大きな衝撃を巻き起こすでしょう。
100Wで充電した場合、4000mAhのバッテリーを僅か17分でフル充電することが可能です。
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