7月上旬に、MIUI 12のソースコードにコードネーム”Cezanne”とされる未発表機種に関する記述を発見。
この端末が「Redmi K30 Ultra」であると推測されていましたが、今回 TENAAに掲載されたレポートからほぼ確実となりました。
TENAAのデータベースにモデル番号「M2006J10C」と付けられたRedmi端末が認証されました。
筐体の外観がRedmi K30シリーズに酷似しているため「Redmi K30 Ultra」と見られます。
Redmi K30 Ultraは、6.67インチのAMOLEDディスプレイ(1080×2400 FHD+)、ディスプレイ指紋認証に対応。
(※TENAAのデータベースには記載されていませんが、一部ではリフレッシュレート120Hzに対応するとの噂があります。)
ディスプレイには、ノッチもパンチホールもないためポップアップインカメラを搭載します。
バッテリー容量は4,400mAh、3C認定から33Wの急速充電に対応することも分かっています。
OSはAndroid 10でMIUI 12を搭載。
気になる搭載SoCですが、TENAAにはCPU周波数しか記載されません。
記載されている周波数は、2.6GHz
Snapdragon 865のCPU最大動作クロックは2.84GHzであるため、Snapdragon 865ないしSnapdragon 865+は搭載されません。
周波数から逆算するとMediaTekのDimensity 1000+が7nmプロセスのCPU{4xA77(2.6GHz)+4xA55(2.0GHz)}のオクタコアで構成されているのが思い浮かびます。
そのため、Redmi K30 UltraのSoCにはDimensity 1000+が搭載されると推測できます。
メモリとストレージは、それぞれ6/8/12 GBと128/256/512 GB、カラーは青、黒、緑、ピンク、赤、白のランナップとなっています。
Dimensity 1000+は、iQOO Z1にて搭載されAntutuスコア53万点という驚異的なスコアかつ、同端末が約3.3万円と非常に安価で発売されたことが衝撃でした。
RedmiがiQOOを意識しないことは考えにくく、Redmi K30 UltraはiQOO Z1に対抗した価格設定を仕掛けてくることが予想されます。
発表日は明らかになっていませんが、中国大手のECサイト「JD.com」夏のショッピングフェスティバルのカレンダーを見るとヒントが。
8月14日に「Redmi 新品日」と記載されており、同日に「Redmi K30 Ultra」または「Redmi Watch」もしくはその両方が発表される可能性があるとされています。
source(1)(2)