XiaomiのサブブランドPocoは次期スマートフォン「Poco X3」の発表を控えているようです。
まず、デバイス名ですがPoco Grobalのプロダクトマネージャー兼グローバルスポークスパーソンのAngus Kai Ho Ng氏のツイートによって「Poco X3」であることが確認されています。
そして、Poco X3のスペックも続々とリークが行われています。
リークの情報元はフォーラムサイト MIUI Turkiyeに掲載されたもののようです。
現在は既に削除されていますが、掲載されていた内容をIshan Agarwal氏がツイートしています。
リーク情報によると、Poco X3は6.67インチの液晶ディスプレイを搭載
ディスプレイは、120Hzのリフレッシュレート、240Hzのタッチサンプリングレートに対応、パンチホールは上部中央に配置しています。
SoCにはSnapdragon 732G、カメラは6,400万画素を含むクアッドカメラ、2,000万画素のインカメラを搭載
バッテリー容量は5,160mAh、33Wの急速充電に対応
上記の情報を見て、気になる点が3つ。
まず、SoCのSnapdragon 732Gであること。
現時点ではQualcommから発表されていないSoCですが、こちらも発表が噂されているQualcommの次期ミドルレンジSoCとなります。
立ち位置としては、Google Pixel 4aなどが搭載するSnapdragon 730Gのアップグレード版となります。
(※Snapdragon 730GのAntutuスコアは約22万点)
Poco X3の情報が正しければ、近くにQualcommよりSnapdragon 732Gに関するアナウンスが行われることでしょう。
次に、カメラユニットが独特であること。
レンダリング画像を見ると、円形のカメラユニットにクアッドカメラが搭載されています。
どことなくHUAWEI Mate 30のカメラにも似ていますが、Poco X3のカメラ周りのデザインはこれまでに類を見ないものとなっています。
最後にPocoのブランド戦略についてです。
Pocoは、直近で「Poco X2」「Poco F2 Pro」「Poco M2 Pro」のランナップを発表していますが、全てRedmiのリブランドモデルとなっています。
しかし、「Poco X3」に相当するRedmi端末がないため、同端末はPocoブランドからのオリジナル端末となる可能性があります。
非常に発表が楽しみなPoco X3ですが、9月8日に発表されるとみられています。
「OnePlus Nord」のSnapdragon 765G、90Hzのように昨今、ミドルレンジ上位帯のスペックかつ高リフレッシュレートの端末の注目度が高まっています。
過去に”フラグシップキラー”の異名をとったPocoの価格に期待したいところです。