Xiaomiは公式Weiboにて3月29日に新型Mi MIXシリーズを発表することを正式にアナウンスしました。
Mi MIXシリーズは同社のハイエンドモデルに位置付けられていますが、2018年10月に発表した「Mi MIX 3」を最後に後継機の登場はありませんでした。
そして、2021年に念願のシリーズ復活となります。同社は、「“I’m Coming Back” 小米MIX,时隔两年,强势回归!」、「Mi MIXシリーズは2年の時を経て、進化して戻ってきた!」と述べています。
現時点では、発表される新型Mi MIXシリーズの名称やスペック等は明らかにされていませんが、過去のリーク情報から折りたたみスマートフォンになるのではないかと推測されています。
上記、ティーザー画像の中央下部描かれているディスプレイのようなもののアスペクト比が通常のスマートフォンよりも横幅が大きく、より一層折りたたみスマートフォンを匂わせるものとなっています。
また、Xiaomiは新型Mi MIXシリーズにスマートフォンとして初の商用化となる「液体レンズ」を搭載することを明らかにしています。
この液体レンズは、Xiaomiの自社開発。流動性のある液体をフィルムで包み込むことで、人間の目に近いレンズを目指したものとされています。
これまでの光学ガラスではなく液体をレンズに使用することで、モーターを介して液体形状を変えることが可能となり、焦点距離、フォーカス、被写界深度の変更を迅速かつ柔軟に行うことができます。
そのため、液体レンズはマクロと望遠の機能を兼ねるとXiaomiを伝えています。
また、液体レンズは、光学レンズを大幅に上回るスピードでフォーカスを調整可能で、衝撃にも強いとされています。
昨年あたりから2021年にもスマートフォンへの液体レンズ搭載が実用化されることが期待されており、HUAWEIの次期モデル「HUAWEI P50シリーズ」にて初搭載となることが濃厚とされていました。
しかし、液体レンズの実用化を世界で初めて実現したのはHUAWEIではなくXiaomiとなりました。
3月29日に中国にて開催される春の新製品発表イベントでは、新型Mi MIXだけでなく、「Mi 11 Pro」および「Mi 11 Ultra」の発表も予告されています。
全てフラグシップ機であり、29日の発表会は相当のボリュームとなりそうです。
source(1)