3月6日、Xiaomi 創業者兼CEOの雷軍氏は、Xiaomi Live Roomの生放送にて同社の最初の車はSUVまたはセダンになると述べました。
雷軍氏は生放送が始まる前にWeiboにてXiaomiの車に関するアンケートを実施。
選択肢は、SUV、セダン、スポーツカー、RVが用意され、SUVとセダンが支持される結果となりました。
これを受け、生放送中に「最初の車はSUVまたはセダンになる。」と述べ、詳細については再度検討する予定であるとしました。
また、同様に車の価格帯についてもアンケートを実施。
生放送での具体的な価格こそは明示しなかったものの、選択肢の範囲が10万元(約170万円)〜30万元(約500万円)に絞られていることが分かります。
そのため、同社が発表する最初の車は少なくとも約170万円〜約500万円の価格帯に収まることが推測できます。
一見、10万元(約170万円)以下が多いように見えますが、雷軍氏は逆に「3分の2以上が10万元(約170万円)以上を望んでいる」とピックアップしていたため170万円以下になる可能性は低そうです。
次に、車のブランドについて。
選択肢は、「Xiaomiブランドをそのまま使用する」と「別のブランドを使用する」の2択であり、アンケート結果ではXiaomiブランドをそのまま使用して欲しいとの声が多かったです。
これについては、生放送にて「非常に迷っており、どちらの可能性もある。慎重に調査と検討を行い決定したい。」と述べています。
例えば、低価格スマートフォンのブランドとして「Redmi」を設立したように、スマート家電への参入に際しても新ブランド「米家(MIJIA)」を設立したりとXiaomiは製品ラインに合わせてブランドを分ける傾向があります。
Xiaomiのスマート電気自動車事業への参入はファンからの後押しも大きかったとしていますが、その後のアイデアや意見までもユーザーから募るXiaomiらしさは継続しています。
また、今回の生放送にて「なぜ車のエアコンは、加湿したり空気清浄ができないのか?」と疑問視し、我々ならエアコン機能だけなく加湿や空気清浄も可能にすると発言。
スマートフォンだけでなく、多くのスマート家電を販売しているXiaomiだからこそ実現する”スマート”電気自動車になることを改めてアピールしていました。
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