Xiaomiは、11月5日中国北京にて毎年恒例のMi Developers Conference(MIDC 2020)を開催しました。
同イベントでは、IoT分野でのソフトウェアの改善、XiaoAI仮想アシスタントのバージョン5.0に加えて、スマートフォンの次世代カメラと謳った「格納式大口径レンズ技術」を発表しました。
同社によると、このレンズは従来のレンズよりも300%も多くの光を集めることができ、特に暗所での撮影パフォーマンスを大幅に向上させるとしています。
また、より優れた画像安定性を提供する新しい防振技術が搭載されています。
これにより、シャープネスが20%向上し、撮影中に手ブレの影響を受けにくくなり、より鮮明な写真を撮影できるようです。
さらに、このレンズは撮影シーンに応じて自動で伸び縮みします。
昨今のスマートフォンは3つ、4つといった複数のレンズを搭載することで望遠、ポートレート、マクロなどの撮影シーンに対応していますが、レンズが伸び縮みすることにより、1つのレンズで複数の焦点距離をカバーすることができます。
つまり、これまでのスマートフォンのように複数のカメラを搭載する必要がなくなります。
同社は技術テストは最終段階であると説明したものの、どのスマートフォンに最初に搭載するかは明らかにしていません。
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