Xiaomi製スマートフォンと言えば、端末名に”Mi”を冠することが慣例となっていましたが、今後はMiブランドを廃止し新たなブランド戦略を推し進めていくことが明らかになりました。
Xiaomiは2011年に発売した初のスマートフォン「Mi 1」より10年以上に渡ってMiブランドを使用してきましたが、同社は米メディアXDA-developersへの声明の中で、今後はMiブランドを廃止する方針であることを公式に明らかにしました。
これは、先日発売された「Xiaomi MIX 4」より適用されているとのことです。これまで、同シリーズは「Mi MIX 3」や「Mi MIX 2」など”Mi”を冠していましたが、今回より廃止され”Xiaomi”が代わりに採用されています。
ちなみに、”Mi”ブランドが採用されていたのは主にグローバル向けの製品であり中国版の製品では既に”Mi”ブランドは使用されていません。
例えば、中国版では「小米10(Xiaomi 10)」として発表され、グローバル版では「Mi 10」として発売されることが続いていました。
しかし、今後は、グローバル版でも中国版と同様に端末名にXiaomiが付く模様です。これにより、グローバル市場でも中国国内と一貫したブランディングが行えるようになるとのこと。
また、スマートフォンだけでなくその他のウェアラブル端末、IoT製品でも同様のネーミングが採用されます。
同社は9月15日にグローバル発表会を控えており、「Mi 11Tシリーズ(仮称)」を発表するとされています。新たなブランド戦略が明らかにされてから初のグローバル発表会であり、どのようなブランド戦略および端末名で新製品が発表されるのか注目です。
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