今年5月に、HUAWEIとLeicaのパートナーシップが終了し、Leicaは次の協業先を探しているとの噂が報じられましたが、この続報としてXiaomiが新たな協業先となり、Xiaomiの次期最上位スマートフォン「Xiaomi 12 Ultra」にてLeicaブランドのカメラが搭載されると報じられています。
HUAWEIは、2016年に発表したフラグシップ機「HUAWEI P9」にてドイツの老舗カメラメーカー Leicaと共同開発したカメラを初めて搭載しました。これ以降、両社のパートナーシップ関係は続いていましたが、今年7月に発表された「HUAWEI P50」シリーズを最後に協業が終了したと伝えられています。
これに伴い、Leicaはスマートフォンブランドの次なる協業先を探しており、その候補先としてはシャープ、Xiaomi、Honorの3社の名前が挙がっていました。
これを裏付けるように、シャープは5月17日にLeicaが全面監修のカメラを搭載した「AQUOS R6」を正式発表しています。また、シャープはLeicaとの話し合いが始まったのは2019年夏頃、開発をスタートしたのは2020年3月であることを明らかにしており、Leicaはかなり前から協業先を模索していたことが分かっています。
Leicaの新たな協業先はシャープになったわけですが、Xiaomiとも協業する可能性があるようです。
著名リーカーの数码闲聊站氏は、「Coming soon」の文字とともに、「Mi 11 Ultra」の背面ディスプレイにLiecaのブランドロゴを表示させた画像を投稿しました。
つまり、同氏はLeicaがXiaomiとパートナーシップを締結し、「Mi 12 Ultra」にてLeicaのカメラシステムが搭載されることを示唆しています。
LeicaがHUAWEIとの協業を終了した理由に、米国による制裁措置の影響でグローバル市場での出荷台数が落ちていることが挙げられていました。このことを踏まえると、グローバル市場での影響力の少ないシャープでは少々力不足のようにも感じます。
そのため、グローバル市場の出荷台数で現在3位のXiaomiは良い提携先なのかもしれません。
実際、独光学メーカーZeissは、SONYの「Xperia 1 III」とvivoの「vivo X60 Pro」のように2つのブランドと提携を行っている例があるため、Leicaも複数ブランドと提携を行う可能性が十分あります。
Android最上位機種を謳って発売された「Xiaomi 11 Ultra」の後継機「Xiomi 12 Ultra」にさらにLeicaのブランドが加わるとしたら、その期待は非常に大きなものになることでしょう。
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