vivoのゲーミングブランド iQOOは7月13日、120W急速充電を正式発表しました。
iQOOの120W急速充電は、4000mAhのスマートフォンを約13分でフル充電することが可能です。
上記の画像は、「iQOO 3」との充電スピードを比較したものです。
(※iQOO 3は、4440mAhのバッテリー容量で55W Super FlashChargeをサポートしています。)
なんと、iQOO 3が15分かけて43%の充電をしている間に、120W急速充電では100%までの充電が完了しています。
これほどまでの速度だと、発熱やバッテリーの劣化が心配になりますがiQOOは対策済みであることをアピール。
充電アダプターは120W(20V/6A)ですが2つのチャージポンプを通すことで60W(10V/6A)に変換。
そして、端末側でデュアルバッテリーを採用し、4000mAhを2000mAh+2000mAhに分け、2つのバッテリーをそれぞれ60W(5A/12A)で充電します。
技術的な仕組みを省いて簡潔に説明すると、2000mAhを60Wで充電する工程が2つで4000mAhでの120W急速充電を実現しているのです。
もちろん、端末側では発熱を抑える液体冷却システムを搭載
放熱板の面積を増やし、液体冷却をはじめとした冷却機構を複数採用することで発熱を抑えているとのこと。
そして、最も気になるのは120W急速充電をサポートする端末は何でいつ発表されるのかです。
iQOOは具体的な端末名の明示を避けたものの、8月に発表することを明かしました。
7月末にはSnapdragon 865+を搭載するROG Phone 3などの発表が予定されており、iQOOもゲーミングブランドとして対抗馬を発表すると考えることもできます。
もしかしたら、Snapdragon 865+を搭載し120W急速充電にも対応するゲーミングスマホがiQOOより登場するかもしれません。
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