Twitterにて「Xperia Ace」の後継モデル「Xperia Ace2」のケース画像が公開されました。
「Xperia 1」から再定義されたSONYの「Xperia」シリーズですが、モデルナンバー制を採用以降も日本国内ではコンパクトモデルにモデルナンバーではない名称が付与された「Xperia Ace」が販売されていました。
上下に大きくベゼルが残っており、ディスプレイサイズも5インチと控えめなサイズにとどまっていますが、その代わりサイズ感が非常に小さくまとまっているため、コンパクトモデルを好むユーザー層に一定の支持を受けていたモデルとなっていました。
モデルナンバーによるラインアップもすっかり定着し、「Xperia 1」よりサイズを抑えたモデルもハイエンド向けには「Xperia 5」、ミドル向けには「Xperia 10」、「Xperia 8」とある程度住み分けも進みつつあったため、「Xperia Ace」の後継モデルは発売されないのかと思っていましたが、どうやらそうではないようです。
今回リークされた画像は「Xperia Ace2」そのものというより、「Xperia Ace2」用のケース。クリアケースとなっているため、「Xperia Ace2」のデザイン詳細についてもあわせてリークされるという状況になっています。
モデルナンバーのよる差別化が定着しているのにモデルナンバー以外のXperiaシリーズを必要とする理由はいまひとつはっきりしませんが、「Xperia Ace」の後継モデルということでディスプレイサイズは5インチ台となり、「Xperia 5」や「Xperia 8」の6インチよりさらにコンパクトサイズになることは間違いないでしょう。
上下のベゼル幅がどの程度存在するのかは、リーク画像からははっきりと判別できませんが、「Xperia Ace」よりは画面占有率が高くなっているようにも見えます。
またモデルナンバーシリーズのように「21:9」のアスペクト比になっていないため、モデルナンバーを振るかどうかは、このアスペクト比にも要因があるのかもしれませんね。
指紋認証はXperiaシリーズでは定番のサイドの電源ボタンとセットになっており、リアカメラは画素数等は不明ですが、デュアルカメラとなるようです。
また、一つのサプライヤーだけでなく複数のサプライヤーが様々なデザインのケースを「Xperia Ace2」の製品名を付けて販売を行なっています。
いずれのサプライヤーも最低注文個数が2000個あるいは5000個であるため業務用に販売しているものと見られます。(AliExpressでは価格は上がりますが同一製品が1個単位から販売されています。)
単に「Xperia Ace2」のケースが販売されているという情報ですが、既にケースが大量生産されており即日出荷可能と表記されているため、同端末が発表される可能性は十分あるのではないでしょうか。
ケースサプライヤーも発売されない端末のケースを数千個も製造しても仕方ないので。
現時点では、スペックだけでなく発売時期等についても不明な状態ですが、「Xperia Ace」と同じくdocomoから発売されるのを期待してしまします。
ケース画像からリークという変則的な情報でしたが、さらなる情報を待つことにしましょう。