多くのSONYファンやXperiaファンが発表を心待ちにしているSONYのXperiaシリーズの次期フラグシップモデル「Xperia 1 III」について@OnLeaksの名前で有名なリーカーのSteve Hemmerstoffer氏がレンダリング画像と一部のスペックを明らかにしています。
「Xperia 1」からはじまった現在の「Xperia」+「モデルナンバー」というネーミングルールも次の「Xperia 1III」で3世代目となるわけですが、リーク画像を見る限り、デザインは大きく変えず、現行モデルの「Xperia 1II」を踏襲したものになるようです。
カメラ機能は、現行モデル「Xperia 1 II」の特徴となっている『多くの写真家たちを魅了する「ツァイス」レンズ』を引き続き採用するようですが、大きな改善ポイントとして、望遠レンズにペリスコープレンズを採用することで高額ズーム機能を大幅に増強するようです。
画素数や望遠レンズの倍率など詳細なスペックはまだ不明ですが、SamsungやHuaweiといったライバルメーカーと比べると望遠機能に弱さを感じるユーザーも少なくなかったことからかなりの期待感を感じてしまいます。
また、リーク画像のディスプレイ部分を見てもらうとわかるように、左右のベゼルがほとんどないように見えます。
パット見た感じでは、本体の前面部がほぼ「全てディスプレイ」になっているように感じるでしょう。
フロントカメラは引き続きパンチホール式ではないようですが、画面の上下もギリギリまでベゼルを薄く仕上げているようなので、フロントカメラが映像体験を邪魔するようなことはまずないでしょう。
レンダリング画像とあわせて明らかにされているスペックでは、存続要望の多い3.5mmヘッドフォンジャックは今モデルでも引き続き残し、Samsungなど採用を見送るメーカーも増えつつあるmicroSDXCスロットも引き続き搭載されるようです。
本体ストレージを大容量にしたとしても、多くの画像や動画を高解像度で大量に残していくことを考えると、外部メモリの存在は心強さを感じます。
本体サイズは、「161.6mm×67.3mm×8.4mm」と「Xperia 1 II」の7.9mm厚から少し分厚くなるものの、ベゼルをギリギリまで薄くした効果が大きく、「6.5インチ」のディスプレイサイズを維持したまま、縦横とも少しずつサイズダウンを実現しているようです。
分厚くなったと聞くと、一部のXperiaファンにはXperiaが迷走していころの「Xperia XZ2」のトラウマがよみがえる方もいるかもしれません。
しかし、増えた厚みが「0.5mm」程度であれば、ほとんど実感できないレベルでしょう。
むしろ縦横のサイズダウンの方が日常の使い勝手の面から期待感が増すでしょう。
生体認証では、はやりのディスプレイ内指紋認証は採用せず、「Xperia 1 II」と同様にサイドの電源ボタンに指紋認証センサーを埋め込む方式を採用とのことです。
左利きの方には不便かもしれませんが、利便性とディスプレイサイズを両立させる方法としては問題ないでしょう。
今回のリーク情報では、SoCは特に触れられていませんが、おそらくは「Snapdragon 888」が採用される可能性が高いでしょう。
それ以外にどういったスペックが隠されているのか、不明な点も多く残っていますが、リーク情報を含めて今後の続報を楽しみに待ちましょう。
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