8月にGoogleから2021年秋に新型スマートフォン「Pixel 6」および「Pixel 6 Pro」を発売することを発表しましたが、日本国内ではSoftbankから発売することを「9月14日」のSoftbankの新サービス発表会の中でアナウンスされました。
しかも、「Pixel 6 Pro」はSoftbankが「独占」して取り扱うことも併せて発表されました。
Softbankが新サービスの発表会を行うことはアナウンスされていましたが、その中で次期Google Pixelシリーズとなる「Pixel 6」の取り扱いと「Pixel 6 Pro」 を「独占」して取り扱ことを発表すると予想していた方はどの程度いたでしょうか。
結果だけを見れば、同じく8月に発表された「Pixel 5a(5G)」も国内ではSoftbankの独占取り扱いとなっているため、それほど驚くことではないかもしれません。
しかし、Pixelシリーズがハイエンド向けに舵を切った可能性があるフラグシップモデル「Pixel 6 Pro」がまたしてもSoftbank独占取り扱いとなるのはやはり驚くべきニュースでしょう。
しかも、発表会の中でGoogleのデバイス&サービス部門のトップもビデオメッセージでコメントを寄せるなどSoftbankとの緊密な関係をアピールするような内容の発表を行っています。
ハイエンド向けに舵を切った証の1つともいえるGoogleの独自開発プロセッサ「Tensor」や「Pixel 6 Pro」ではトリプルカメラを搭載し、外観もこれまでのシリーズとは大きく方向性を変えた「Pixel 6」シリーズ は競争力のあるモデルになると予想されます。
そんな競争力のあるモデルを独占することができたSoftbankにとっては大きな武器を手に入れたと言えるでしょう。
今回の発表は、「Pixel 6」をSoftbankが発売予定であることと、その上位モデルとなる「Pixel 6 Pro」を日本国内の事業者ではSoftbankが独占取り扱いとなることを発表しただけで、具体的にいつ発売されるかについては触れられていません。
しかし、Googleが今秋と明言していることに加え、softbankが取り扱いを発表したことを考えると間もなく発売日についても発表されると予想できます。
docomoやau、それから格安SIMユーザーの方が、「Pixel 6 Pro」を購入する場合、GoogleストアでSIMフリーモデルの購入を検討となることでしょう。あくまでも、事業者としてはsoftbankが独占的に取り扱いを行いますが、これまで通りであれば Googleストア でもSIMフリーモデルの販売が行われることでしょう。
また、今回softbankは「Pixel 6 Pro」のみ独占的に取り扱いとしているため、逆説的に考えれば下位モデルの「Pixel 6」はdocomoやauなどのいずれかの事業者でも取り扱いが行われるのでしょう。