米国、チップメーカーのQualcommは2018年11月にモバイルデバイス向けとして最初の7nmチップセットのSnapdragon 855をリリース。
そして、2019年7月に2.96GHzのクロッキング速度を備えたSnapdragon 855 Plusをリリースしました。(Snapdragon 855は2.84GHz)
このような流れの中、新たなチップとしてSnapdragon 865が年内に発表されると推測されており、同プロセッサーを搭載したテストデバイスがGeekbenchに登場しました。
Geekbenchには「Qualcomm Kona」と言うラベルの付いたテストデバイスで登場し、シングルコアおよびマルチコアのベンチマークスコアはSnapdragon 855よりも優れています。
シングルスコアは4119・マルチスコアは12915を記録し、デバイスはAndroid 10 OSで6GBのRAMと組み合わせられて実行されています。 また、Snapdragon 855は通常 1.78GHzの周波数と記載されていますが、Qualcomm Konaは周波数が1.8GHzであることが示されています。
したがって、今回新たに発見されたGeekbenchリストに示されいるデバイスは、今後のSnapdragon 865 SoCで動作する可能性が高いとされています。
6月に流出されたリーク情報によると、Qualcommは2つのエディションを発表するとされています。 一つは4G LTEモデルで、もう一つは5Gモデルであり、それぞれ「Huracon」と「Kona」のコードネームが付けられると明らかになっています。
実際、今回新たに発見されたGeekbenchリストの名前には「Kona」と記されていました。
Snapdragon 865は、LPDDR5X RAM、UFS 3.0ストレージ、HDR10++のサポートを提供する予定で、Snapdragon 855に続き、Qualcommの第2世代7nmnmチップセットであるとされています。
source