シンガポールに本社を置く市場調査会社 Canalysは、2019年度のスマートフォンの販売台数を製品別に集計し、TOP10のスマートフォンを発表しました。
結論から言うと、2019年に最も売れたスマートフォンはAppleの「iPhone XR」で2位に「iPhone 11」と続きます。
そして、Samsungの廉価モデルことAシリーズの「Galaxy A10」「Galaxy A50」、「Galaxy A20」と続きます。
その後、Xiaomi史上最も売れたと言われている「Redmi Note 7」が6位につけています。
また、2019年度第4四半期の期間別では、iPhoneが上位5位を独占し6位~10位はXiaomiとSamsungのコスパに優れたモデルが続いています。
製品別で見ると、iPhoneの圧倒的な人気は言うまでもありません。
1年で数モデルしか発表しないAppleの打率も凄まじいのですが、年間40モデル以上も発表するXiaomiとSamsungから、TOP10にランクインしている端末があるのも、ランクインした端末の人気ぶりが伺えます。
出荷台数のシェアでは世界2位であるHuaweiのスマートフォンがランクインしていないのも意外です。
一方、iPhoneとGalaxy S10+を除くと、ランクインした端末は全てエントリークラスからミドルレンジクラスの低価格モデルとなります。
全体的に低価格モデルの需要が伸びつつあり、各メーカーがRedmiやRealme、iQOOなどサブブランドとしてインドなどの新興国向けのスマートフォンを展開しているのも納得です。
2020年はどのような勢力図になるのでしょうか。引き続き、iPhoneが首位を独走するのでしょうか。
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