韓国メディア Business Koreaが報じたところ、SamsungのシステムLSI事業部は2021年上半期よりXiaomiやOPPOにExynosを供給することを計画しているようです。
供給するSoCは、低価格帯スマートフォン向けのExynosとのこと。
実は、Samsungの他社メーカーへのExynos供給は今回が初めてではありません。
「Motorola One Vision」にExynos 9609、「MEIZU 15 Plus」にExynos 8895、「vivo X30」にExynos 980と、motorola、MEIZU、vivoへのSoC供給は過去にもありました。
Business Koreaによれば、Samsung側のExynosを他社に供給することでブランド知名度を高めることと顧客を増やし売上を増やす狙いと、
XiaomiとOPPO側のHUAWEIが苦境に直面しているこのタイミングで生産を拡大するために多くのSoCが必要であったことで双方の合意に繋がったとしています。
同社は2020年第2四半期のスマートフォン向けSoC市場でシェア13%の4位でしたが、XiaomiとOPPOに供給した場合、3位のHiSilicon(HUAWEI完全子会社)を抜き3位に浮上することでしょう。
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