Samsungの次期フォルダブルスマートフォンこと「Galaxy Z Fold 3」と「Galaxy Z Flip 3」は販促資料のリークが確認されるなど、正式な発表に向けたカウントダウンに入りつつあると考えられます。
今年のGalaxyシリーズでは、Sペンを擁する「Galaxy Note」シリーズの新モデル発表が見送られるなどNoteシリーズのファン層にとっては非常につらいことが多く、Sペンをサポートすると言われている「Galaxy Z Fold 3」に期待をかけている方も少なくないことでしょう。
そんなGalaxyシリーズのファンの方にとっては正式な発表を心待ちにする一方で非常に不安を感じていることもあるはずです。
なんであろう、それは「価格」に対する問題点です。
ディスプレイを外側と内側で2枚使用したり、折りたたみ可能な有機ELディスプレイを使うなど最先端の部品を数多く使用するフォルダブルスマートフォンの特性上、価格が上がってしまうこと自体は避けようがないのも事実です。
そういった事情を理解してはいても、正直なところ現行モデルの「Galaxy Z Fold 2」など、現在販売されているフォルダブルスマートフォンはあまりにも高価過ぎるというのが多くのユーザーの率直な感想でしょう。
事業者側にとってもこの負担は大きく「Galaxy Z Fold 2」を国内では専売で取り扱っているauもスマートフォンの故障や紛失時などのもしもの場合にサポートを受けることができる「故障紛失サポート」のオプション料金をほかの機種とはレベルが違う料金体系を用意しているほどです。
(5Gスマートフォンや5Gタブレットが月額726円のところを、「Galaxy Z Fold 2」などのフォルダブルスマートフォンは月額1,309円と倍近い価格設定になっています。)
この夏に発表されると見込みとなっている「Galaxy Z Fold 3」では、Sペンのサポートに加え、防水防塵への対応もある程度進むなど、「Galaxy Z Fold 2」から大きく進化が見込まれるため、果たして価格はどこまで上がってしまうのか。
筆者も含めて戦々恐々としている購入したいと考えているユーザーは多いでしょう。
そんな皆さんに向けて「実現すれば朗報」となる情報をGalaxyシリーズの情報に詳しいSamMobileが報じています。
その内容ですが、「Galaxy Z Fold 3」と「Galaxy Z Flip 3」の発表時、販売価格は大きく見直されるというものです。
見直されると言っても微々たるものでしょ?と思った方は驚くかもしれませんが、その見直し幅は「最大で20%」も安く販売開始される可能性があるとのことです。
「Galaxy Z Fold 2」は2020年9月のグローバルに向けた発表時の価格は「1,999ドル」となっていました。
「Galaxy Z Flip」も2020年2月の発表時の価格は「1,389ドル」となっていました。
それがそれぞれ最大20%安く販売開始されたとすると、「Galaxy Z Fold 3」は約1,600ドル(約175,000)、「Galaxy Z Flip 3」は約1,100ドル(約120,000)で販売される可能性があると考えることができます。
もちろんあくまで「最大20%」が適用されたとしての皮算用ですし、実際にそうなったとしてもまだまだ高価であることには変わりはありません。
それに日本国内での販売価格がどうなるのかも全く不明ですが、元の価格が下がれば日本国内での販売価格についても期待せずにはいられません。
購入可能な人が極めて限定的となってしまう「高価すぎるスマートフォン」から「高価だけど頑張れば購入できるスマートフォン」になってくれることを切に願いつつ、近づきつつある正式発表時にこの朗報が実現することを祈りましょう。