日本国内では京セラが「TORQUE」シリーズで名をはせているアウトドアをメインの用途とする過酷な環境で活躍する「タフネススマホ」ですが、SamsungのGalaxyシリーズでは日本国内には投入されていない「Galaxy Xcover」シリーズが担っています。
その「Galaxy Xcover」シリーズの次期モデル「Galaxy Xcover 5」のレンダリング画像とスペックの一部がリーカーの@evleaksことEvan Blass氏のリーク情報やSamsung関連のリーク情報を扱っているSamMobileによって報じられています。
モデル名の「5」が示すように昨年グローバル市場で投入された「Galaxy Xcover Pro」の後継機種ではなく「Galaxy Xcover 4」の後継機種とみられているようです。
防水防塵は当然として過酷な環境や衝撃にも耐えうる頑丈さを満たすための措置としてGalaxyシリーズのフラグシップモデルを見慣れている方には意外と感じるほど太めのベゼルに囲まれた見た目になっています。
ディスプレイは「5.3インチ」で「1600×900ピクセル」のHD+解像度にとどまっています。
カメラ機能も過酷な環境でも問題なく動作することを第一とするタフネススマホらしく1600万画素のシングルカメラとなるようです。
レンダリング画像を見ると一昔前もふた昔も前のGalaxyを見ているように感じるのではないでしょうか。
ただ、性能に関わる部分までふた昔前の性能になってしまうのは問題になってしまうため、SoCは自社製のオクタコアSoC「Exynos 850」を採用し、メモリは「4GB」、ストレージは「64GB」とミドルレンジクラス相当となるようです。
また、生体認証も指紋認証を搭載しており、OSも最新のAndroid11が採用されるようです。
そういったスペックを抑えたことはすべて頑丈さに投入されているようで、防水防塵性能は最上位の「IP68」、耐衝撃性能は「MIL-STD-810G」の認定を受けているようです。
かなりハードなアウトドアや過酷な工事現場が似合うスマートフォンに仕上がっており、一般受けしないことはSamsungも自覚しているらしく当初は企業向けのみに販売される計画となっているようです。
工事現場や本格的な登山など過酷な環境で活動する方の中には興味を持つ方もいるでしょうが、グローバルでも当初は企業向けのみの販売となる機種が日本国内に投入されるかというと、かなり可能性は低い機種と言えるでしょう。
レンダリング画像とあわせて現時点でリークされているスペック情報は下記の通りとなっています。
価格 | 300ユーロ弱(約38,000円程度) |
OS | Android11 |
発売日 | 未定 |
サイズ | 不明 |
重さ | 不明 |
ディスプレイ | 5.3インチ 1600×900ピクセル |
メインカメラ | シングルカメラ 1600万画素(f / 1.8) |
フロントカメラ | シングルカメラ 500万画素(f / 2.2) |
CPU | Exynos 850 |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB |
バッテリー | 3000mAh 15W高速充電対応 |
Wi-Fi | 不明 |
Bluetooth | 5.0 |
生体認証 | 指紋認証 |
防水防塵・耐衝撃 | IP68(防塵・防水) MIL-STD-810G認定 |
接続端子 | USB type-C |
カラーバリエーション | ブラック |