AppleはiPhone 12シリーズにて、充電器とイヤホンの同梱を廃止。
これに対してSamsungは「自社のスマートフォンならイヤホンと充電器が同梱されている!」とAppleを嘲笑する発言を行っていました。
しかし、Samsungは次期フラグシップ機 Galaxy S21シリーズで充電器とイヤホンを同梱しない可能性があるようです。
12月7日、ANATEL(ブラジル国家電気通信局)にて「Galaxy S21」「Galaxy S21+」「Galaxy S21 Ultra」の3機種が承認されました。
認証文章によると、3機種のいずれも「このスマートフォンは、電源アダプターとイヤホンが同梱されません。」と記載されています。
したがって、少なくともブラジル市場ではGalaxy S21シリーズにイヤホンと電源アダプターが同梱されないことが確定しました。
現時点では、日本市場を含むその他の市場でも同様の措置が取られるか不明ですが、
朝鮮日報によると、Samsungと取引のある業界関係筋からの情報として全ての市場でGalaxy S21シリーズはイヤホンと電源アダプターを同梱しない可能性があるとしています。
Appleを煽っていたSamsungにとってはブーメランとなるわけです。
同社はiPhone 12シリーズの発表直後に、各種SNSで「Galaxyはあなたが必要とするものを提供します。充電器から最高のカメラ、バッテリー、パフォーマンス、メモリ、さらには120Hzディスプレイまで。」と投稿していました。
改めて、それらの投稿を確認すると現在は既に削除されていました。
この一連の流れですが、以前も似たようなことがありました。
Samsungは、Appleが「iPhone 7」にて3.5mmイヤホンジャックを廃止したことを揶揄するCMを公開。
しかし、2019年にSamsungの公式YouTubeチャンネルからイヤホンジャックなしiPhoneを揶揄するCMが突然削除されることがありました。
同社は削除した理由を明らかにしていませんが、同年発表したGalaxy Note 10にて3.5mmイヤホンジャックを廃止したためだと思われます。
今回もブーメランとなってしまうのでしょうか。。。。
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