Samsungは、2019年以降に発売されたGalaxy製品のセキュリティアップデートを延長することを明らかにしました。
Galaxy Z、S、Note、A、M、XCover、およびTabシリーズが対象で、少なくとも4年間のセキュリティアップデートを受け取ることができます。
これまでSamsungは2年間のセキュリティアップデートの提供を保証していました。
Sシリーズなどのフラグシップ機の場合、3年目は四半期ごとにセキュリティアップデートを提供していますが、それ以外の端末は2年間で打ち切られていました。
しかし、今後は2019年以降に発売されたほぼ全ての端末で最低4年間のセキュリティアップデートを保証します。
※国内キャリア版などは、各キャリアの都合によって変更の可能性あり。 対象端末は以下の通り。
- Galaxy Foldシリーズ:Fold、Fold 5G、Z Fold2、Z Fold2 5G、Z Flip、Z Flip 5G
- Galaxy Sシリーズ:S10、S10 +、S10e、S10 5G、S10 Lite、S20、S20 5G、S20 +、S20 + 5G、S20 Ultra、S20 Ultra 5G、S20 FE、S20 FE 5G、S21 5G、S21 + 5G、S21 Ultra 5G
- Galaxy Noteシリーズ:Note10、Note10 5G、Note10 +、Note10 + 5G、Note10 Lite、Note20、Note20 5G、Note20 Ultra、Note20 Ultra 5G
- Galaxy Aシリーズ:A10、A10e、A10s、A20、A20s、A30、A30s、A40、A50、A50s、A60、A70、A70s、A80、A90 5G、A11、A21、A21s、A31、A41、A51、A51 5G、 A71、A71 5G、A02s、A12、A32 5G、A42 5G
- Galaxy Mシリーズ:M10s、M20、M30、M30s、M40、M11、M12、M21、M31、M31s、M51
- Galaxy XCoverシリーズ:XCover4s、XCover FieldPro、XCover Pro
- Galaxy Tabシリーズ:Tab Active Pro、Tab Active3、Tab A 8(2019)、Tab A with S Pen、Tab A 8.4(2020)、Tab A7、Tab S5e、Tab S6、Tab S6 5G、Tab S6 Lite、Tab S7 、Tab S7 +
また、Samsungは昨年8月にはS10シリーズ以降の、S、Note 、Z Foldシリーズを含むフラグシップ機にて3世代のOSアップデートを保証すると発表しています。
つまり、今回の発表と合わせ、3年間のOSアップデートと4年間のセキュリティアップデートが保証されるかたちとなります。
例えば、2019年に発売されたGalaxy S10(出荷時にAndroid 9を搭載)でもAndroid 10、Android 11、Android 12のOSアップデート、2023年までのセキュリティアップデートが提供されることになります。
これまで長期的なOSアップデートが確約されている端末と言えばiOS端末。
一方、Android端末では、GoogleのPixelシリーズが最低3年間のOSアップデートが保証されていますが、その他のAndroid端末はフラグシップ機でも2年ほどでサポートを終了するメーカーが多いのが現状でした。
そのため、Samsungのこの取り組みは非常に評価できるものでしょう。
今後、他のメーカーも追随してほしいところです。
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