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サムスンのAMOLEDパネル、史上初めてシェア90%を下回るが依然としてTOP


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2019年、中国のスマートフォンの多くはAMOLEDパネルを使用しています。
また、今後もますます使用率が上昇するとの見込みです。

CINNO Researchの統計レポートによると2018年の世界スマートフォン業界のAMOLEDパネル使用率が23.2%を占めています。
そして、2019年には27.6%に増加予想で、昨年に引き続きサムスンのAMOLEDパネルが出荷数と市場シェアで依然としてトップに君臨しています。

市場シェアの面では、サムスンは依然としてAMOLEDパネルの世界最大のサプライヤーで、85.7%の市場シェアを持っています。
ただ、過去数年間でサムスンのシェア率は95%以上を保っており、90%を下回るのは史上初めてとのことです。

市場シェア2位には中国のパネルメーカー「BOE」がランクインし5.9%のシェアを持っています。
同社は昨年の5位から一気に躍進しました。

AMOLEDパネルにおけるBOEの躍進はHUAWEI社と関係があります。
現在、HUAWEI社がBOEにとって最も大きな顧客であり、「HUAWEI Mate 20 Pro」や「HUAWEI P30 Pro」のパネルにBOE製のAMOLEDパネルが採用されています。
これらのスマートフォンは80日ほどで1000万台もが出荷されました。

CIINO Researchの統計によると、2019年第1四半期のBOE AMOLEDパネルの出荷面積は50,000m2に増加し、世界のスマートフォンAMOLEDパネルの出荷総面積の6.3%を占めました。
2017年第1四半期から2019年第1四半期にかけて、BOE AMOLEDパネル出荷の四半期複合成長率は49.4%に達成しています。

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