2020年4月、HUAWEIはスマートフォンの世界シェアでSamsungを抜き、制裁下にも関わらず1位を獲得した記憶は新しいと思います。
そして、なんと2020年5月の世界シェアもHUAWEIが1位を維持したことが明らかになりました。
市場調査会社 Counterpoint Researchのレポートによると2020年5月のスマートフォン世界シェアでHUAWEIは19.7%を獲得
一方、Samsungは19.6%にとどまり僅か0.1%の差ではあるもののHUAWEIが世界シェア1位の座を維持しています。
ただし、HUAWEIの先月の世界シェアは19%、Samsungは17%(※2種類のデータが発表されており、そちらはHUAWEIが21.4%、Samsungが19.1%)
先月比でデータを比較すると、Samsungの追い上げが凄まじいのは明白です。
この要因としてSamsungが5月の米国市場で840万台のスマートフォンを販売し、米国の市場シェア33%を獲得したことが大きかったと挙げられています。
一方、HUAWEIは先月同様、中国国内での買い支えによって世界シェア1位を維持しており、この購買がいつまで続くか不安定です。
また、制裁下であることは変わらず国際市場でのHUAWEIの今後も不透明な状態が続きます。
2020年6月の市場シェアは、Samsungが首位奪還するのでしょうか。
はたまた、HUAWEIが耐えて3ヶ月連続1位を達成するのでしょうか。
順位 | メーカー | 世界シェア |
1 | HUAWEI | 19.7% |
2 | Samsung | 19.6% |
3 | Apple | 13% |
4 | OPPO | 8% |
4 | Xiaomi | 8% |
4 | vivo | 8% |
7 | その他 | 23% |
TOP争いも熾烈ですが、TOP4としての地位をどのメーカーが確立するのか三つ巴の戦いにも注目です。
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