2021年1月にはSamsungが「Galaxy Smart Tag」、4月にはAppleが「AirTag」を発表するなどスマートフォンメーカー各社が紛失防止タグを発表していますが、OPPOも同製品の投入を予定しているかもしれません。
有名リーカーの数码闲聊站 氏はWeiboにてOPPOの紛失防止タグと見られる実機写真を公開しました。
まず前面のOPPOロゴ下部にUltra Wide Bandの文字を確認することができます。
Ultra Wide Bandは、超広帯域無線通信のことでBluetooth LEやWi-Fi方式よりも位置検出の精度が高い無線技術とされています。Appleが発表した「AirTag」にもUltra Wide Bandが採用されています。一方、Samsungの「Galaxy SmartTag」は、Bluetooth LEが採用されています。
次に、筐体下部のインターフェイスはUSB Type-Cを採用していることが確認できます。
Appleの「AirTag」はボタン型CR2032が採用されており、ユーザー自身で交換を行う必要がありますが、OPPOの紛失防止タグはスマートフォン同様にType-Cケーブルで充電できる模様です。
ただし、紛失防止タグの消費電力を考慮すると、充電する機会はそう多くはありません。
AppleによるとAirTagのバッテリーは1年以上使用可能としており、その程度の消費電力ではボタン型電池を採用するのも合理的です。
そこで、OPPOの紛失防止タグには位置情報をトラッキングする以外にも他に機能があるのではないかと期待してしまいます。
上記の実機写真はプロトタイプである可能性もあり、現時点では公式情報はなく発表時期も不明です。