OPPOは現在、中国市場にてA、F、K、Reno、Findシリーズの5つの製品ラインナップを展開していますが、ここの新たなフラグシップ機としてNシリーズを復活させる可能性が伝えられています。
OPPOは2013年にNシリーズとして回転式カメラを搭載した世界初のスマートフォン「OPPO N1」を発表、その後「OPPO N1 Mini」と「OPPO N3」を発表。同シリーズより3機種が登場しましたが、その後に後継機が発表されることはありませんでした。
しかし、ここ数日、OPPOがNシリーズを復活させるのではないかとのリーク情報が伝えられるようになりました。
OPPOやrealmeなどの未公開情報に精通するリーカー 搞机阿森 氏は、フラグシップ機としてNシリーズが復活することに加え、価格は4,000元(約68,000円)前後となりFindシリーズとRenoシリーズの中間の立ち位置になることを示唆しています。
他のAndroidメーカーは主に2つのハイエンドシリーズを展開しています。例えばSamsungならSシリーズとZシリーズ(Noteシリーズは今年は見送り)、XiaomiならMiシリーズとMIXシリーズ、vivoならXシリーズとNEXシリーズのように。
一方、OPPOはFindシリーズの一つのみ。Renoシリーズをハイエンドに位置付ける見方もありますが最新の「OPPO Reno6」シリーズは3機種それぞれDimensity 900 / 1200 / Snapdragon 870搭載と最上位モデルの「OPPO Reno6 Pro+」のみQualcommのハイエンドSoCを搭載するモデルであり、シリーズ全体をハイエンドとは括れません。
そのため、OPPOがハイエンドのNシリーズを復活させ、他メーカーのように2つのハイエンドシリーズを製品ラインナップとするのも合理的なようにも思えます。
「OPPO N3」は当時のハイエンドSoC Snapdragon 801を搭載するモデルであり、Nシリーズが復活するとなれば同様にハイエンドSoCが搭載されることでしょう。
また、Nシリーズ3機種の全てが回転式カメラを搭載しており、後継機でも回転式カメラあるいは画面下インカメラが搭載されることが予想されます。
現時点ではOPPOによる公式情報ではないものの、新たなフラグシップ機の追加となれば盛り上がりを見せることでしょう。
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