
OPPOは2月15日、カメラメーカーのHasselbladと3年間のパートナーシップを締結し、OPPO Find Xシリーズのカメラテクノロジーを共同開発すると発表しました。

また、昨年にはOnePlusとOPPOのR&D統合が統合されたことにより、両ブランド間のリソースを組み合わせた研究開発が行われるようになりました。
そこで、OPPOは研究開発の効率化およびユーザー体験の強化を目的としてHasselbladとの提携を決めたようです。

また、3年間のパートナーシップですが、まずは自然な色調整のためのソフトウェア改善から取り組み始めたとしています。
OPPOは、20022年第1四半期に発表予定のフラグシップ機「OPPO Find X5」シリーズにてHasselbladカメラが搭載されると述べています。
今回の発表により「OPPO Find X5」にてHasselbladカメラが搭載されることが確定したわけですが、ハードウェアだけでなくソフトウェアの強化も期待できます。
「OnePlus 10 Pro」では、Hasselbladが開発した画像処理ソフトウェアの2世代目となる「Natural Color Optimization 2.0」が搭載、これに加え、カメラアプリで「 Hasselblad プロモード」を用いることで、3つの全てのカメラでの12ビットのRAW撮影に対応しています。
そのため、同様のソフトウェアが「OPPO Find X5」シリーズでも搭載される可能性は十分高いでしょう。

MariSilicon Xは、「Find X3 Pro」の4倍となる20bit 120dbのダイナミックレンジでの撮影および、4K動画のリアルタイムでのRAW処理をサポート。また、RGBと白の情報を別々に処理できるRGBW Proモードを提供します。
さらに、AIによるノイズリダクション、より良い色再現、HDR、改善されたディテール、ダイナミックレンジなどの様々なアルゴリズムを適用させることができるとしています。
このNPU「MariSiliconX」と「Hasselblad」監修のカメラおよびソフトウェアにより「OPPO Find X5」のカメラ機能は前モデルより大幅に強化されていることが期待できます。