OPPOの次期フラグシップ機として「OPPO Find X5 Pro」の発表が控えていますが、発表が迫っているのか中国のSNS Weiboにて同端末の実機写真が次々とリークされています。
これまでリークされた実機写真の筐体カラーとしては、ホワイト、ブラック、シルバーの3色が確認されています。
また、いずれも著名リーカーSteve H.McFly氏が以前に公開したレンダリング画像と酷似しており、実機写真の信憑性は高いとみられています。
一方、レンダリング画像には見られなかった特徴としてカメラ部に「MariSilicon」背面右下に「HASSELBLAD」の2つのロゴを確認することができます。どちらも、カメラ性能に関するものであり、同社が「OPPO Find X5 Pro」をカメラフラグシップとして推し進めたい思惑が読み取れます。
まず、「HASSELBLAD」のロゴは、同端末がスウェーデンの老舗カメラメーカーHasselbladとの提携により、Hasselbladが監修したカメラ及びHasselbladが開発した画像処理機能「Natural Color Optimization 2.0」を搭載することを示しているのでしょう。
Hasselbladは、OPPOと同じ親会社を持つOnePlusにて2021年より提携。そして、「OnePlus 9シリーズ」「OnePlus 10 シリーズ」と続いてHasselblad監修のカメラが搭載されています。
そのため、OPPOのフラグシップ機「OPPO Find X5 Pro」でも提携が実現する可能性は極めて高いでしょう。
また、「OnePlus 10 Pro」ではカメラアプリにて「 Hasselbladプロモード」を用いることで、3つの全てのカメラでの12ビットのRAW撮影に対応しています。こちら「OPPO Find X5 Pro」でも対応する可能性が十分あります。
次に、「MariSilicon」のロゴは6nmプロセスにて製造されたOPPOの独自イメージングNPU「MariSiliconX」の搭載を示しているのでしょう。
実際、実機写真と一緒にリークされた端末情報の画面にてSoC: Snapdragon 8 Gen 1、NPU:MariSiliconXと記載されているのを確認できます。
MariSilicon Xは、「Find X3 Pro」の4倍となる20bit 120dbのダイナミックレンジでの撮影および、4K動画のリアルタイムでのRAW処理をサポート。また、RGBと白の情報を別々に処理できるRGBW Proモードを提供します。
さらに、AIによるノイズリダクション、より良い色再現、HDR、改善されたディテール、ダイナミックレンジなどの様々なアルゴリズムを適用させることができます。
その他、本体情報の画面から、メモリ12GB、ストレージ256GB、OSにColorOS 12.1を搭載することが分かっています。
OPPOによる公式発表はまだですが、「OPPO Find X5 Pro」は2月下旬にも発表されると伝えられています。
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