中国上海にて開催されているMWC2021にてOPPOは巻き取り式スマートフォンのコンセプト機「OPPO X 2021」にて動作するAir Charge Technologyを展示しました。
OPPOはAir Charge Technologyのデモ動画の公開にのみ留まっており、具体的な仕様は明らかにしていませんが、これまでのワイヤレス充電のようにワイヤレス充電器の上に置く必要はなく遠隔(リモート)で端末の充電が行えることが確認できます。
著名リーカーは最大7.5Wでの充電が可能だとしていますが、OPPOはリモート充電が可能な範囲やW数は明らかにしていません。
デモ動画を見る限る、先日Xiaomiが発表したリモート充電「Mi Air Charge Technology」よりも充電可能な範囲が狭く、動画内で確認されている範囲は30cm程度です。
Xiaomiが発表した「Mi Air Charge Technology」は、半径数m以内にある複数のデバイスを最大5Wでリモート充電できるというもの。
OPPOは「OPPO Air Charge Technology」を搭載するスマートフォンとして現時点では商用化される予定のないコンセプト機「OPPO X 2021」を採用していることもあり、すぐに同技術が実用化されるということは無さそうです。
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