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OnePlusとOPPO、R&D部門を統合


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中国メディア Do Newsが報じたところによると、OnePlusとOPPOのR&D部門が統合されたようです。

Oga Groupの一部としてOnePlusとOPPOのR&D部門は2020年12月に統合され、個別に行われることはなくなったとOPPO内部関係者から情報提供があった模様です。
しかし、現時点での方針ではそれぞれのソフトウェアは維持され、製品レベルでは合併されないとのことです。

R&DとはResearch and Developmentの略で、「研究開発」を行う社内部門を「R&D部門」と言います。
OPPOは、世界6ヶ所に研究所と2ヶ所にR&Dセンターを開設していますが、そこでOnePlusの研究開発も行われるということになります。

今月OnePlusは「OnePlus Band」を発表し、同端末を管理するアプリ「OnePlus Health」のUIが、OPPOのウェアラブル端末管理アプリ「HeyTap Health」と全く同じでしたが、今回の報道で合点がいきました。

また、AndroidベースのカスタムROMとしてOPPOは「ColorOS」、OnePlusは「OxygenOS」を提供していますが、今後も独立して提供されるとのこと。


R&D部門が統合されたOPPOとOnePlusですが、販売チャネルは昨年から統合されています。
2020年夏より、中国にて「OPPOブランド(OPPO商城)」として展開されていたECサイトが「欧加ブランド(欧加商城)」に変更され、同サイトで取り扱われる製品がOPPOだけでなく、OnePlusやrealmeの製品も加わりました。

また、2020年8月末 OnePlusの創業者兼CEOのPeta Lau氏は、OPPOとOnePlusの持株会社「Guangdong Oujia Holdings (広東欧加控股)」の高級副総裁に就任しており、OPPO全体の経営方針を決定する立場にもなっています。

OPPOの販売チャネル、アフターサービス、研究開発まで活用できるようになったOnePlusですが、今後OPPOのリソースを最大限に活用し、OPPOが既に参入済みの海外市場への積極的な事業展開が期待されます。

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