OnePlus CEOのPete Lau氏は、同社公式フォーラムにてOnePlusとOPPOが統合することを正式に発表しました。
OPPOとOnePlusは以前より統合に向けた動きが報じられており、両社のR&D部門の統合や中国版OnePlus端末のOSにOPPOのColorOSが搭載されることなどが以前に発表されていました。
また、2020年8月末にはOnePlusの創業者兼CEOのPeta Lau氏は、OPPOとOnePlusの持株会社「Guangdong Oujia Holdings(広東欧加ホールディングス)」の高級副総裁に就任しており、OPPO全体の経営方針を決定する立場にもなっています。
この流れを踏まえると、OPPOとOnePlusの統合は自然な流れと言えるでしょう。
統合によりOnePlusはOPPO傘下のブランドになりますが、OnePlusブランドは今まで通り、最高の製品と体験を提供することに重点を置いて、(OPPOのサブブランドとして)独立して運営を続けるとしています。
一方、OnePlusはOPPOの豊富なリソースを活用できるようになり、より品質の高い製品の開発、より高速で安定したソフトウェアアップデートの提供などが可能になるとしています。
なお、グローバル版OnePlus端末のOSは引き続き、OxygenOSが搭載される模様です。
ちなみに、OPPO日本法人は昨年10月に「オッポ・ジャパン株式会社」から「オウガ・ジャパン株式会社」に社名変更を行っています。
公式には、「オウガ」の由来について日本語の”謳歌”と説明しいていますが、OPPOを傘下に持つ持株会社の社名(Guangdong Oujia Holdings、広東欧加ホールディングス)が関係するとの憶測もあります。
昨年秋頃より、OPPOとOnePlusの統合が決まっていたのならば、それを見越しての社名変更だったのでしょうか。
OnePlus端末の日本投入が期待されていますが、OPPOとOnePlusのブランド統合により可能性は以前よりも高くなったと言えそうです。
source(1)